2024年7月21日日曜日

686: フィールド(体)はインテグラルドメイン(整域)である

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フィールド(体)はインテグラルドメイン(整域)であることの記述/証明

話題


About: フィールド(体)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のフィールド(体)はインテグラルドメイン(整域)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
F: { 全てのフィールド(体)たち }
//

ステートメント(言明)たち:
F{ 全てのインテグラルドメイン(整域)たち }
//


2: 自然言語記述


任意のフィールド(体)Fに対して、Fはインテグラルドメイン(整域)である。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: Fは非ゼロコミュータティブ(可換)リング(環)であることを見る; ステップ2: Fの以下を満たす任意の2つの要素たち、つまり、プロダクト(積)が0である、に対して、当該要素たちの内の1つは0であることを見る。

ステップ1:

Fは非ゼロコミュータティブ(可換)リング(環)である、フィールド(体)の定義によって。

ステップ2:

任意の要素たちr1,r2Fを取ろう。r1r2=0だと仮定しよう。もしも、r20である場合、r1=r1r2r21=0r21=0; もしも、r10である場合、r2=r11r1r2=r110=0。それが意味するのは、r1=0またはr2=0

論理的対偶として、¬(r1=0r2=0)=(r10r20)r1r20


参考資料


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