2024年7月7日日曜日

669: プリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)に対して、ドメイン上方のレクタングルマトリックス(長方行列)、ドメイン上方のインバーティブル(可逆)スクウェアマトリックス(正方行列)に対して、プロダクトの指定ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)は、レクタングルマトリックス(長方行列)の同ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)である

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プリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)に対して、ドメイン上方のレクタングルマトリックス(長方行列)、ドメイン上方のインバーティブル(可逆)スクウェアマトリックス(正方行列)に対して、プロダクトの指定ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)は、レクタングルマトリックス(長方行列)の同ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)であることの記述/証明

話題


About: リング(環)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)列たちディメンジョナル(次元)またはレクタングルマトリックス(長方行列)行たちディメンジョナル(次元)インバーティブル(可逆)スクウェアマトリックス(正方行列)に対して、プロダクトの指定ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)は、レクタングルマトリックス(長方行列)の同ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
R: { 全てのプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)たち }
M: {R 上方の全てのm x nマトリックス(行列)たち }
N: {R 上方の全てのインバーティブル(可逆)n x nマトリックス(行列)たち }
O: {R 上方の全てのインバーティブル(可逆)m x mマトリックス(行列)たち }
k: N, 1kmin(m,n)
Ik(M): =M の全ての k -ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計) 
Ik(MN): =MN の全ての k -ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計) 
Ik(OM): =OM の全ての k -ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計) 
//

ステートメント(言明)たち:
Ik(MN)=Ik(M)

Ik(OM)=Ik(M)
//

即座のコロラリー(系)として、Ik(OMN)=Ik(M): Ik(OMN)=Ik(MN)=Ik(M)


2: 自然言語記述


任意のプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)RR上方の任意のmxnマトリックス(行列)MR上方の任意のインバーティブル(可逆)nxnマトリックス(行列)NR上方の任意のインバーティブル(可逆)mxmマトリックス(行列)O、以下を満たす任意のナチュラルナンバー(自然数)k、つまり、1kmin(m,n)Mの全てのkディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)Ik(M)MNの全てのkディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)Ik(MN)OMの全てのkディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)Ik(OM)に対して、Ik(MN)=Ik(M)およびIk(OM)=Ik(M)


3: 証明


一般に、任意のマトリックス(行列)Aに対して、Ik(A)は、Aの全てのkディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)を表わす。

Ik(MN)Ik(M)任意のプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)列たちディメンジョナル(次元)またはレクタングルマトリックス(長方行列)行たちディメンジョナル(次元)スクウェアマトリックス(正方行列)に対して、プロダクトの指定ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)は、レクタングルマトリックス(長方行列)の同ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)に包含されているという命題によって。

あるインバース(逆)N1がある。

Ik(M)=Ik(MNN1)Ik(MN)任意のプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)列たちディメンジョナル(次元)またはレクタングルマトリックス(長方行列)行たちディメンジョナル(次元)スクウェアマトリックス(正方行列)に対して、プロダクトの指定ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)は、レクタングルマトリックス(長方行列)の同ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)に包含されているという命題によって。

したがって、Ik(MN)=Ik(M)

Ik(OM)Ik(M)任意のプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)列たちディメンジョナル(次元)またはレクタングルマトリックス(長方行列)行たちディメンジョナル(次元)スクウェアマトリックス(正方行列)に対して、プロダクトの指定ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)は、レクタングルマトリックス(長方行列)の同ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)に包含されているという命題によって。

あるインバース(逆)O1がある。

Ik(M)=Ik(O1OM)Ik(OM)任意のプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)、当該ドメイン上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)列たちディメンジョナル(次元)またはレクタングルマトリックス(長方行列)行たちディメンジョナル(次元)スクウェアマトリックス(正方行列)に対して、プロダクトの指定ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)は、レクタングルマトリックス(長方行列)の同ディメンジョナル(次元)サブデテーミナント(部分行列式)たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)に包含されているという命題によって。

したがって、Ik(OM)=Ik(M)


参考資料


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