2024年8月25日日曜日

749: バイジェクション(全単射)たちのファイナイト(有限)コンポジション(合成)はバイジェクション(全単射)である、もしも、構成要素バイジェクション(全単射)たちのコドメイン(余域)たちが、引き続くバイジェクション(全単射)たちのドメイン(定義域)たちに等しい場合

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バイジェクション(全単射)たちのファイナイト(有限)コンポジション(合成)はバイジェクション(全単射)である、もしも、構成要素バイジェクション(全単射)たちのコドメイン(余域)たちが、引き続くバイジェクション(全単射)たちのドメイン(定義域)たちに等しい場合、ことの記述/証明

話題


About: セット(集合)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、バイジェクション(全単射)たちの任意のファイナイト(有限)コンポジション(合成)はバイジェクション(全単射)である、もしも、構成要素バイジェクション(全単射)たちのコドメイン(余域)たちが、引き続くバイジェクション(全単射)たちのドメイン(定義域)たちに等しい場合、という命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
{S1,...,Sn}: Sj{ 全てのセット(集合)たち }
{S1,...,Sn}: Sj{ 全てのセット(集合)たち }
{f1,...,fn}: fj:SjSj, { 全てのバイジェクション(全単射)たち }
//

ステートメント(言明)たち:
j{1,...,n1}(Sj=Sj+1)

fn...f1:S1Sn{ 全てのバイジェクション(全単射)たち }
//


2: 自然言語記述


任意のセット(集合)たち{S1,...,Sn}、任意のセット(集合)たち{S1,...,Sn}、以下を満たす任意のバイジェクション(全単射)たち{f1,...,fn}、つまり、fj:SjSj、に対して、もしも、各j{1,...,n1}に対して、Sj=Sj+1である場合、fn...f1:S1Snはバイジェクション(全単射)である。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: それはインジェクション(単射)であることを見る; ステップ2: それはサージェクション(全射)であることを見る; ステップ3: 本命題を結論する。

ステップ1:

fn...f1はインジェクション(単射)である、インジェクション(単射)たちの任意のファイナイト(有限)コンポジション(合成)はインジェクション(単射)であるという命題によって。

ステップ2:

fn...f1はサージェクション(全射)である、サージェクション(全射)たちの任意のファイナイト(有限)コンポジション(合成)はサージェクション(全射)である、もしも、構成要素サージェクション(全射)たちのコドメイン(余域)たちが、引き続くサージェクション(全射)たちのドメイン(定義域)たちに等しい場合、という命題によって。

ステップ3:

したがって、fn...f1はバイジェクション(全単射)である。


4: 注


あるjに対してSjSj+1である時、fn...f1はまだ妥当である、しかし、バイジェクション(全単射)ではない。例えば、n=2S1={1}S1={2}S2={2,3}S2={4,5}f1:12f2:24,35としよう。f2f1は妥当であるが、サージェクティブ(全射)ではない、なぜなら、5S1のどの要素からもマップされない。


参考資料


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