2024年9月29日日曜日

786: アーベリアングループ(アーベル群)はシンプルグループ(単純群)である、もしも、そのオーダーがプライムナンバー(素数)である場合、そしてその場合に限って

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アーベリアングループ(アーベル群)はシンプルグループ(単純群)である、もしも、そのオーダーがプライムナンバー(素数)である場合、そしてその場合に限って、ことの記述/証明

話題


About: グループ(群)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のアーベリアングループ(群)はシンプルグループ(単純群)である、もしも、そのオーダーがプライムナンバー(素数)である場合、そしてその場合に限って、という命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
G: { 全てのアーベリアングループ(アーベル群)たち }
//

ステートメント(言明)たち:
G{ 全てのシンプルグループ(単純群)たち }

|G|=p、ここで、p{ 全てのプライムナンバー(素数)たち }
//


2: 自然言語記述


任意のアーベリアングループ(アーベル群)はシンプルグループ(単純群)である、もしも、オーダー |G|がプライムナンバー(素数)pである場合、そしてその場合に限って。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: Gはシンプルグループ(単純群)であると仮定し、任意の要素gG{1}およびgによって生成されたサブグループ(部分群)(g)を取り、(g)=Gであることを見る; ステップ2:g2=1である時、|G|=2であることを見る、そうでない場合、(g2)を取り、(g2)=G=(g)であることを見る; ステップ3: ステップ1およびステップ2は|G|がファイナイト(有限)であることを含意することを見る; ステップ4: |G|=pk、あるプライムナンバー(素数)pに対して、とし、k=1であることを見る; ステップ5: |G|=p、あるプライムナンバー(素数)pに対して、と仮定し、そのサブグループ(部分群)たちは{1}およびGだけであることを見る。

ステップ1:

Gはシンプルグループ(単純群)であると仮定しよう。

任意の要素gG{1}およびgによって生成されたサブグループ(部分群)(g)={gG|g=gz,zZ}を取ろう。.

(g)は実際にサブグループ(部分群)である: gzgz=gz+z(g); g0=1(g); 各gz(g)に対して、gzgz=gzgz=g0=1

(g)はノーマルサブグループ(正規部分群)である、なぜなら、任意のアーベリアングループ(アーベル群)の各サブグループ(部分群)はノーマルサブグループ(正規部分群)である。

したがって、(g)=G、なぜなら、Gはシンプルである(明らかに、G{1})。

ステップ2:

g2=1である時、G={1,g}、そして、|G|=2、それはプライムナンバー(素数)である。

そうでないと仮定しよう、これ以降。

(g2)を取ろう、それは、Gのノーマルサブグループ(正規部分群)である、前と同様に、なぜなら、gの代わりにg2を取っただけだから。

(g2)=G、前と同様。

ステップ3:

G=(g)=(g2)は、|G|がファイナイト(有限)であることを含意する、ことを見よう。

以下を満たすあるz、つまり、g=g2z、がある。

1=gg1=g2zg1=g2z12z10、なぜなら、それは奇数である。0<2z1である時、n:=2z1としよう; そうでない場合、0<(2z1)、そして、n:=(2z1)としよう。いずれにせよ、gn=1、なぜなら、1=11=(g2z1)1=g(2z1)n1、なぜなら、g1=g1g1=gn1、なぜなら、ggn1=gn1g=gn=1

したがって、(g)の各要素は、{1,g,...,gn1}の中の1つに等しい(当該セット(集合)中には重複があるかもしれない)、なぜなら、各zZに対して、z=nk+l、ここで、0l<n、そして、gz=gnk+l=gnkgl=(gn)kgl=1kgl=gl

したがって、|G|=|(g)|はファイナイト(有限)である。

ステップ4:

|G|のプライムファクタリゼーション(素因数分解)を取ろう。1<|G|であるから、少なくとも1つの以下を満たすプライムナンバー(素数)p、つまり、|G|=pk、ここで、kN{0}、がある。

As G=(g), G={1,g,...,gpk1} where gpk=1. G=(g)であるから、G={1,g,...,gpk1}、ここで、gpk=1

(gp)を取ろう。gpk=1であるから、(gp)={1,gp,...,gp(k1)}

(gp)は前と同様ノーマルサブグループ(正規部分群)でありGはシンプルであるから、(gp){1}またはGである。しかし、それはGではあり得ない、なぜなら、少なくともg,...,gp1たちがそこには欠けている。したがって、(gp)={1}。それが意味するのは、k=1

したがって、|G|=p

ステップ5:

|G|=p、あるプライムナンバー(素数)pに対して、と仮定しよう。

ラグランジュの定理によって、Gの可能なサブグループ(部分群)たちはオーダー1またはpを持つ。したがって、Gのサブグループ(部分群)たちは{1}およびGだけである。Gのノーマルサブグループ(正規部分群)たちは、なおさら{1}およびGである。

したがって、Gはシンプルである。


参考資料


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