2024年12月15日日曜日

901: ホモトピーイクイバレンス(同値写像)

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ホモトピーイクイバレンス(同値写像)の定義

話題


About: カテゴリー(圏)
About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、ホモトピーイクイバレンス(同値写像)の定義を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\( T_1\): \(\in \{\text{ 全てのトポロジカルスペース(空間)たち }\}\)
\( T_2\): \(\in \{\text{ 全てのトポロジカルスペース(空間)たち }\}\)
\(*f\): \(: T_1 \to T_2\), \(\in \{\text{ 全てのコンティニュアス(連続)マップ(写像)たち }\}\)
\( [f]\): \(= f \text{ のホモトピックであることによるイクイバレンス(同値)クラス }\)
//

コンディションたち:
\([f] \in \{\text{ すべてのhTopアイソモーフィズム(同形写像)たち }\}\)
//


2: 自然言語記述


任意のトポロジカルスペース(空間)たち\(T_1, T_2\)に対して、以下を満たす任意のコンティニュアス(連続)マップ(写像)\(f: T_1 \to T_2\)、つまり、\(f\)のホモトピックであることによるイクイバレンス(同値)クラス\([f]\)はhTopアイソモーフィズム(同形写像)である。


3: 注


言い換えると、以下を満たすあるコンティニュアス(連続)マップ(写像)\(f': T_2 \to T_1\)、つまり、\(f' \circ f \simeq id_{T_1}\)および\(f \circ f' \simeq id_{T_2}\)、がある、それは本当に本記事による定義と等しい、なぜなら、それは\([f'] \circ [f] = [id_{T_1}]\)および\([f] \circ [f'] = [id_{T_2}]\)に等しく、それは、\([f]\)は\(hTop\)アイソモーフィズム(同形写像)であることに他ならない。

本記事による定義のほうがより良いように思われる、本概念の重要性を強調する点において: それが重要であるのは、それがあるカテゴリー(圏)におけるアイソモーフィズム(同形写像)であるから。


参考資料


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