2025年1月12日日曜日

949: ベーシス(基底)を持つモジュール(加群)に対して、要素のベーシス(基底)に関するコンポーネントたちセット(集合)はユニークである

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ベーシス(基底)を持つモジュール(加群)に対して、要素のベーシス(基底)に関するコンポーネントたちセット(集合)はユニークであることの記述/証明

話題


About: モジュール(加群)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のベーシス(基底)を持つ任意のモジュール(加群)に対して、任意の要素の当該ベーシス(基底)に関するコンポーネントたちセット(集合)はユニークであるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
R: { 全てのリング(環)たち }
M: { 全ての R モジュール(加群)たち }
J: { 全てのアンカウンタブル(不可算)かもしれないインデックスセット(集合)たち }
B: ={bj|jJ}, {M に対する全てのベーシス(基底)たち }
m: M, =jSmjbj、あるファイナイト(有限)SJおよびmj0に対して
//

ステートメント(言明)たち:
S{J の全てのファイナイト(有限)サブセット(部分集合)たち }(m=jSmjbj 、ここで、 mj0)

S=SjS(mj=mj)
//

そうしたSはある、モジュール(加群)のベーシス(基底)の定義によって。


2: 注


モジュール(加群)のベーシス(基底)の定義は、直接には、mの当該ベーシス(基底)に関する分解がユニークであるように要求しないが、本命題は、当該分解が不可避にユニークであると主張している。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: SSを取り、m=jSSm~jbj=jSSm~jbjとする; ステップ2: m~jm~j=0であると結論する。

ステップ1:

SSを取ろう。

jSSに対して、jSに対してm~j=mjjSに対してm~j=0であるとしよう。

すると、m=jSSm~jbj

jSSに対して、jSに対してm~j=mjjSに対してm~j=0であるとしよう。

すると、m=jSSm~jbj

ステップ2:

jSSm~jbj=jSSm~jbjであるから、jSSm~jbjjSSm~jbj=0、しかし、=jSS(m~jm~j)bj

Bはリニアにインディペンデント(線形独立)であるから、m~jm~j、各jSSに対して、したがって、m~j=m~j

あるjSSに対してm~j=m~j=0であると仮定しよう。jSおよびjS、それが意味するのは、jSS、矛盾。したがって、m~j=m~j0、それが含意するのは、S=S

jSに対して、mj=m~j=m~j=mj


参考資料


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