2025年4月6日日曜日

1067: 3-ディメンショナル(次元)ユークリディアンベクトルたちスペース(空間)に対して、任意のアクシス(軸)の周りのオーソノーマル(正規直交)ベーシス(基底)に関する回転マトリックス(行列)はこれである

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

3-ディメンショナル(次元)ユークリディアンベクトルたちスペース(空間)に対して、任意のアクシス(軸)の周りのオーソノーマル(正規直交)ベーシス(基底)に関する回転マトリックス(行列)はこれであることの記述/証明

話題


About: ベクトルたちスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、3-ディメンショナル(次元)ユークリディアンベクトルたちスペース(空間)に対して、任意のアクシス(軸)の周りの任意のオーソノーマル(正規直交)ベーシス(基底)に関する回転マトリックス(行列)はこれであるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
V: =R3, = 当該ユークリディアンベクトルたちスペース(空間) で、ユークリディアンインナープロダクト(内積)を持つもの
B: {V に対する全てのオーソノーマル(正規直交)ベーシス(基底)たち }={b1,b2,b3}
n: V, =n1b1+n2b2+n3b3で以下を満たすもの、つまり、n,n=1
f: :VV, =n の周りの θ -回転 
N: =f の B に関するコンポーネントたちマトリックス(行列) 
//

ステートメント(言明)たち:
N=MNM1=((1n12)cosθ+n12n1n2cosθn3sinθ+n1n2n2sinθn3n1cosθ+n3n1n1n2cosθ+n3sinθ+n1n2(1n22)cosθ+n22n2n3cosθn1sinθ+n2n3n3n1cosθn2sinθ+n3n1n2n3cosθ+n1sinθ+n3n2(n12+n22)cosθ+n32)、ここで、M=(1/n12+n22n21/n12+n22n3n1n11/n12+n22n11/n12+n22n2n3n201/n12+n22(n12+n22)n3)およびN=(cosθsinθ0sinθcosθ0001)
//


2: 証明


全体戦略: 任意のファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)および任意のベクトルたちスペース(空間)エンドモーフィズム(自己準同形写像)に対して、ベーシス(基底)たちの任意の変更に関するエンドモーフィズム(自己準同形写像)マトリックス(行列)のトランジション(遷移)はこれであるという命題を適用する; ステップ1: あるオーソノーマル(正規直交)ベーシス(基底)Bb3=nであるものを取る; ステップ2: fBに関するコンポーネントたちマトリックス(行列)を取る; ステップ3: 任意のファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)および任意のベクトルたちスペース(空間)エンドモーフィズム(自己準同形写像)に対して、ベーシス(基底)たちの任意の変更に関するエンドモーフィズム(自己準同形写像)マトリックス(行列)のトランジション(遷移)はこれであるという命題を適用する。

ステップ1:

Bがオーソノーマル(正規直交)であることが意味するのは、bj,bl=δj,l、すると、v1b1+v2b2+v3b3,v1b1+v2b2+v3b3=v1v1+v2v2+v3v3

あるオーソノーマル(正規直交)ベーシス(基底)B=(b1,b2,b3)b3=nであるように取ろう: そのコンディションはそれをユニークには決定していない、まだ。

b11/n12+n22(n2b1n1b2+0b3)としよう、それは確かにb3,b1=0およびb1,b1=0を満たす。

b2b3×b1=1/n12+n22(n3n1b1+n2n3b2(n12+n22)b3)としよう。

(b1,b2,b3)=(b1,b2,b3)M、ここで、M=(1/n12+n22n21/n12+n22n3n1n11/n12+n22n11/n12+n22n2n3n201/n12+n22(n12+n22)n3)

ステップ2:

fBに関するコンポーネントたちマトリックス(行列)Nを得よう。

それはb3アクシス(軸)の周りのθ-回転であるから、N=(cosθsinθ0sinθcosθ0001): 各(rcosθ0,rsinθ0,z)t(rcos(θ0+θ),rsin(θ0+θ),z)t=(r(cosθ0cosθsinθ0sinθ),r(sinθ0cosθ+cosθ0sinθ),z)t=(cosθ(rcosθ0)sinθ(rsinθ0),sinθ(rcosθ0)+cosθ(rsinθ0),z)tへマップされる。

ステップ3:

任意のファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)および任意のベクトルたちスペース(空間)エンドモーフィズム(自己準同形写像)に対して、ベーシス(基底)たちの任意の変更に関するエンドモーフィズム(自己準同形写像)マトリックス(行列)のトランジション(遷移)はこれであるという命題を適用しよう。

N=MNM1

M1を得よう、マトリックス(行列)のデターミナント(行列式)のラプラス展開によって。

detM=1: それは律儀な計算によって得られるが、それはよく知られた事実である、なぜなら、それはオーソノーマル(正規直交)ベーシス(基底)たち間のトランスフォーメーション(変換)マトリックス(行列)である。

M1=(1/n12+n22n21/n12+n22n101/n12+n22n3n11/n12+n22n2n31/n12+n22(n12+n22)n1n2n3)

NM1=(1/n12+n22(n2cosθn3n1sinθ)1/n12+n22(n1cosθ+n2n3sinθ)1/n12+n22(n12+n22)sinθ1/n12+n22(n3n1cosθ+n2sinθ)1/n12+n22(n2n3cosθn1sinθ)1/n12+n22(n12+n22)cosθn1n2n3)

MNM1=((1n12)cosθ+n12n1n2cosθn3sinθ+n1n2n2sinθn3n1cosθ+n3n1n1n2cosθ+n3sinθ+n1n2(1n22)cosθ+n22n2n3cosθn1sinθ+n2n3n3n1cosθn2sinθ+n3n1n2n3cosθ+n1sinθ+n3n2(n12+n22)cosθ+n32)


3: 注


当該フォーミュラはいくつかの特別なケースたちと矛盾しないことを見よう。

(n1,n2,n3)=(1,0,0)である時、N=(1000cosθsinθ0sinθcosθ)

(n1,n2,n3)=(0,1,0)である時、N=(cosθ0sinθ010sinθ0cosθ)

θ=0である時、N=(100010001)


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>