268: ユークリディアンノルム付きスペース(空間)間マップ(写像)のためのインバース(逆)定理
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ユークリディアンノルム付きスペース(空間)間マップ(写像)のためのインバース(逆)定理の記述/証明
話題
About:
ノルム付きスペース(空間)
About:
マップ(写像)
この記事の目次
開始コンテキスト
ターゲットコンテキスト
-
読者は、ユークリディアンノルム付きスペース(空間)間マップ(写像)のためのインバース(逆)定理の記述および証明を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。
本体
1: 記述
任意のユークリディアンノルム付きスペース(空間)およびおよび任意のポイント近傍、に対して、以下を満たす任意のマップ(写像)、つまり、それはで()であり、におけるそのデリバティブ(微分係数)はインバーティブル(可逆)である、はのある近傍でインバーティブル(可逆)であり、そのインバース(逆)マップ(写像)はである。
2: 証明
それがに対してによってとして解かれなければならない。 集合、ここでを定義する。そのマップ(写像)の、ドメイン(定義域)をとしたものは、実際のところである、もしもが十分に小さければ、以下の理由によって: であるので、であり、したがって、、しかし、任意のに対して、以下を満たすあるがある、つまり、に対して、、したがって、、したがって、もしも、であれば、であり、そうしたら、と取る、すると、、したがって、、すると、である。そのドメイン(定義域)のは、ある十分に小さいに対して、差のノルムを距離として取った収斂である、なぜなら、、しかし、rは第2引数についてディファレンシャブル(微分可能)であり、そのヤコビアンはコンティヌアス(連続)である、なぜならそれはfのいくつかのヤコビアンで表わされ、それらはコンティヌアス(連続)であるから、したがって、平均値の定理によって、それは、、しかし、でコンティヌアス(連続)であるから、もしもが十分に小さければ、が十分に小さく、。したがって、収斂マッピングの法則によって、以下を満たす唯一の固定点があり、つまり、、それが、求められていた値である。なので、、しかし、(それは、の定義およびからくる)、それは、は0においてディファレンシャブル(微分可能)でデリバティブ(微分係数)がであることに他ならず、それは、は同じデリバティブ(微分係数)でディファレンシャブル(微分可能)であることを意味する、なぜなら、。は、に関してコンティヌアス(連続)である、なぜなら、はディファレンシャブル(微分可能)でコンティヌアス(連続)であり、そのヤコビアンはに関してコンティヌアス(連続)であり、逆行列はコンティヌアス(連続)性を保ち、そうしたコンティヌアス(連続)マップ(写像)の合成はコンティヌアス(連続)であるから。
これで、当定理はに対して真であることが証明されたが、当定理がに対して真であると仮定し、fはであると仮定する。において、右辺はに関してである、なぜなら、fはなのではで、逆行列を取るのは性を保ち、は、に対する当定理によってなので、合成マップ(写像)として、右辺はに関してなので、左辺もそうであり、それは、はであることを意味する。
3: 注
可能なの範囲が関心事であり、以下のように決定される、もっとも、以下はあまり単刀直入とは言えないが: 第1に、を取り、以下を満たすようにを取る、つまり、に対して、、そして、をとして取る; 第2に、を小さくして、に対して、であるようにする。
参考資料
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