2022年6月26日日曜日

91: リング(環)のアイディアル(イデアル)によるクウォシェント(商)リング(環)

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リング(環)のアイディアル(イデアル)によるクウォシェント(商)リング(環)の定義

話題


About: リング(環)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、リング(環)のアイディアル(イデアル)によるクウォシェント(商)リング(環)の定義を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
R: { 全てのリング(環)たち }
I: {R の全ての両側アイディアル(イデアル)たち }
R/I: = アディティブ(加法)クウォシェント(商)グループ(群) で、下に指定されたマルチプリケーション(乗法)を持つリング(環)
//

コンディションたち:
[p1],[p2]R/I([p1][p2]=[p1p2])
//

Iはアディティブ(加法)ノーマルサブグループ(正規部分群)であるから、当該アディティブ(加法)クウォシェント(商)グループ(群)は意味を成す。R/Iのアディション(加法)は勿論、当該アディティブ(加法)クウォシェント(商)グループ(群)のアディション(加法)である。

当該マルチプリケーション(乗法)はウェルデファインド(妥当に定義された)である: 各[p1]=[p1]および[p2]=[p2]に対して、以下を満たす何らかのi1,i2I、つまり、p1=p1+i1およびp2=p2+i2、があり、[p1p2]=[(p1+i1)(p2+i2)]=[p1p2+p1i2+i1p2+i1i2]=[p1p2]、なぜなら、p1i2+i1p2+i1i2I


2: 自然言語記述


任意のリング(環)R、その任意の両側アイディアル(イデアル)Iに対して、アディティブ(加法)クウォシェント(商)グループ(群)R/Iで、マルチプリケーション(乗法)[p1][p2]=[p1p2]を持つリング(環)


3: 注


R/Iは実際にリング(環)である: 1) それは、アディション(加法)の下にアーベリアンである: それは、アーベリアングループ(群)のアディティブ(加法)クウォシェント(商)グループ(群)である; 2) それは、マルチプリケーション(乗法)の下でモノイドである: アソシアティビティ(結合性)は成立する、なぜなら、([p1][p2])[p3]=[p1p2][p3]=[(p1p2)p3]=[p1(p2p3)]=[p1][p2p3]=[p1]([p2][p3]); [1]はアイデンティティ(単位要素)である、なぜなら、[1][p]=[1p]=[p]=[p1]=[p][1]; 3) マルチプリケーション(乗法)はアディション(加法)に関してディストリビューティブ(分配的)である: [p1]([p2]+[p3])=[p1][p2+p3]=[p1(p2+p3)]=[p1p2+p1p3]=[p1p2]+[p1p3]=[p1][p2]+[p1][p3]および([p1]+[p2])[p3]=[p1+p2][p3]=[(p1+p2)p3]=[p1p3+p2p3]=[p1p3]+[p2p3]=[p1][p3]+[p2][p3]


参考資料


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