2022年11月6日日曜日

388: トポロジカルスペース(空間)間マップ(写像)はコンティヌアス(連続)である、もしも、ドメイン(定義域)の有限数クローズドカバー(閉被覆)の各クローズドセット(閉集合)への、マップ(写像)のドメイン(定義域)リストリクション(制限)がコンティヌアス(連続)である場合

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トポロジカルスペース(空間)間マップ(写像)はコンティヌアス(連続)である、もしも、ドメイン(定義域)の有限数クローズドカバー(閉被覆)の各クローズドセット(閉集合)への、マップ(写像)のドメイン(定義域)リストリクション(制限)がコンティヌアス(連続)である場合、ことの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のトポロジカルスペース(空間)間マップ(写像)はコンティヌアス(連続)である、もしも、そのマップ(写像)の、ドメイン(定義域)の、ある有限数クローズドカバー(閉被覆)の各クローズドセット(閉集合)、への、ドメイン(定義域)リストリクション(制限)がコンティヌアス(連続)である場合、という命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のトポロジカルスペース(空間)たち\(T_1, T_2\)、任意のマップ(写像)\(f: T_1 \rightarrow T_2\)に対して、もしも、以下を満たす、\(T_1\)のある有限数クローズドカバー(閉被覆)\(\{C_i \subseteq T_1\}, \cup_{i} C_i = T_1\)、つまり、各\(f|_{C_i}: C_i \rightarrow T_2\)がコンティヌアス(連続)である、がある場合、\(f\)はコンティヌアス(連続)である。


2: 証明


任意のクローズドセット(閉集合)\(C \subseteq T_2\)に対して、\({f|_{C_i}}^{-1} (C)\)は、\(C_i\)上でコンティヌアス(連続)であり、\(T_1\)上でそうである、任意のクローズド(閉)トポロジカルスペース(空間)上の任意のクローズドセット(閉集合)はベーススペース(空間)上でクローズド(閉)であるという命題によって。\(f^{-1} (C) = \cup_i {f|_{C_i}}^{-1} (C)\)、なぜなら、任意の\(p \in f^{-1} (C)\)に対して、\(f (p) \in C\)、しかし、\(p \in \cup_i C_i\)、したがって、ある\(i\)に対して\(f|_{C_i} (p) \in C\)、\(p \in {f|_{C_i}}^{-1} (C)\); 任意の\(p \in \cup_i {f|_{C_i}}^{-1} (C)\)に対して、ある\(i\)に対して\(p \in {f|_{C_i}}^{-1} (C)\)、したがって、\(f|_{C_i} (p) \in C\)、したがって、\(f (p) \in C\)、したがって、\(p \in f^{-1} (C)\)。したがって、\(f^{-1} (C)\)は、クローズドセット(閉集合)たちの有限数ユニオン(和集合)としてクローズド(閉)である。もしも、あるトポロジカルスペース(空間)間マップ(写像)下の任意のクローズドセット(閉集合)のプリイメージ(前像)がクローズド(閉)である場合、そのマップ(写像)はコンティヌアス(連続)であるという命題によって、\(f\)はコンティヌアス(連続)である。


参考資料


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