285: ZFCセット(集合)理論のための妥当なフォーミュラたちのいくつかのパーツたち
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ZFCセット(集合)理論のための妥当なフォーミュラたちのいくつかのパーツたちの記述/証明
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セット(集合)
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開始コンテキスト
ターゲットコンテキスト
-
読者は、ZFCセット(集合)理論のために、いくつかの表現たちは妥当なフォーミュラたちのパーツたちになれるという命題の記述および証明を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。
本体
1: 注
サブセット(部分集合)公理は、がセット(集合)である時、、ここで、はでない任意のセット(集合)でありはフォーミュラと呼ばれるもの、はセット(集合)である、と述べる。なぜがであることが許されないかという理由は、さもないと、が許されることになるが、それは、何がの中にいるかを実のところ決定しないだろう。同様に、リプレイスメント(置換)公理にはフォーミュラが関係する。
は外部で決定されていることに注意しよう、それが意味するのは、はに基づいて構築することはできない。例えば、は、やのようにはできない。
ZFCセット(集合)理論における任意のフォーミュラは妥当でなければならない、それが意味するのは、フォーミュラは、引数に指定されたセット(集合)たち、当該フォーミュラ内で妥当に定義された他のセット(集合)変数たち、、および(~)(曖昧さを避けるために)、ここで、任意の'当該フォーミュラ内で妥当に定義された他のセット(集合)変数'はまたは、ここで、は妥当なパーツ、のみを使う。'妥当なセット(集合)変数'は、引数変数か当該フォーミュラ内で妥当に定義された他のセット(集合)変数を意味するものとしよう、これ以降。
''、ここで、はあるセット(集合)、のような表現が妥当なフォーミュラのパーツであるか否かはそう明らかではない、なぜなら、は、定義上、妥当なフォーミュラたちの中で使用可能であると宣言されていないから: がセット(集合)であるというのは十分ではない; それは認定された要素たちのみを用いて妥当に表現されなければならない。
しかし、のような表現が妥当であるとひと度確認されれば、それ以降、がを代表して使用できる。それが、私たちはそうした表現たちを'記述'たちで取り扱う理由である。
そうしたフォーミュラへのその要件が制限的にすぎる(そして恣意的にすぎる)と思われるのであれば、私の理解では、ZFC理論は、安全にセット(集合)と呼べるものたちをリストしているだけであり、妥当なフォーミュラで表現できないものはセット(集合)ではあり得ないと言っているわけではない(その点についての私の考えを論じた記事がある)。いずれにせよ、私たちは、本記事では、ZFC理論が保証するものたちだけに限定する。
2: 記述1
任意の妥当なセット(集合)変数および任意の表現に対して、もしも、が妥当である場合、、ここで、は例えば、、は妥当である。
他方では、もしも、が妥当であれば、は妥当である。
実のところ、もしも、が妥当であれば、は妥当である。
さらに、もしも、およびが妥当であれば、およびは妥当である。
したがって、以降の'記述'たちの中で、もしも、ある1つの形が記述されたら、他の形たちも含意される、言及されなくても。
3: 証明1
は妥当であると仮定しよう。は、、しかし、は妥当なパーツである。
は妥当であると仮定しよう。は、である、しかし、は妥当なパーツである。
は妥当であると仮定しよう。は、。
およびは妥当であると仮定しよう。は、。は、。
4: 記述2
任意の妥当なセット(集合)変数、以下を満たす任意の表現、つまり、は妥当である、ここで、は任意の妥当なセット(集合)変数、任意の妥当な表現に対して、は妥当である。
5: 証明2
はである。
6: 記述3
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、は妥当である。
7: 証明3
は、。
8: 記述4
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、は妥当である。
9: 証明4
はである。はであり、は妥当である、'記述3'および'記述1'によって。
10: 記述5
任意のセット(集合)変数たちに対して、、ここで、は引数のパワーセット(集合)を意味する、は妥当である。
11: 証明5
はである、したがって、妥当である。
12: 記述6
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、は妥当である。
13: 証明6
任意の有限数のセット(集合)たちのプロダクトはセット(集合)であるという命題の証明に示されているとおり、。しかし、はであり妥当である、なぜなら、およびは妥当であるから、'記述5'および’記述1’によって。は妥当である、'記述4'および'記述1'によって。すると、は妥当である、'記述2'によって。
は、それは妥当である、前パラグラフおよび'記述1'によって、等々。
14: 記述7
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、'はからへのリレーション(関係)である'は妥当である。
15: 証明7
'はからへのリレーション(関係)である'は、それは、である。およびは妥当である、'記述'たち5、6、1によって。
16: 記述8
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、'はからへのファンクション(関数)である'は妥当である。
17: 証明8
全てのそうしたあり得るファンクション(関数)たちのセット(集合)はである。したがって、、それは、'はからへのファンクション(関数)である'である、は妥当である、'記述'たち1、2、4、5、6によって。
18: 記述9
任意の妥当なセット(集合)変数たち、ここで、はファンクション(関数)、に対して、、ここで、はのリストリクション(制限)、は妥当である。
19: 証明9
。したがって、は妥当である、'記述'たち1、2、4によって。
20: 記述10
任意の妥当なセット(集合)変数たち、ここで、はファンクション(関数)、に対して、は妥当である、はのドメイン(定義域)のメンバーである時。
21: 証明10
は、それは、妥当である、'記述'たち1、4によって。
22: 記述11
任意の妥当な集合変数たち、任意のオーダリング(順序)でとに適用できるものに対して、またはは妥当である、もしも、当該オーダリング(順序)が妥当に定義されている、それが意味するのは、オーダリング(順序)は実際にはリレーション(関係)(それはセット(集合)である)であるので、当該リレーション(関係)は妥当なセット(集合)変数として表わすことができなければならないということ、場合。
23: 証明11
は実際にはリレーション(関係)であるので、またははそれぞれまたは、それは、記述4によって妥当である。
24: 記述12
任意の妥当なセット(集合)変数たち、ここで、はファンクション(関数)、に対して、、ここで、は引数のイメージ(像)、は妥当である。
25: 証明12
は、それは、記述4によって妥当である。
26: 記述13
任意の妥当なセット(集合)変数たち、ここで、はファンクション(関数)、に対して、、ここで、は引数のドメイン(定義域)、は妥当である。
27: 証明13
は、それは、記述4によって妥当、である。
28: 記述14
任意の妥当なセット(集合)変数たち、ここで、、任意のオーダリング(順序)に対して、、それは、のおよびに関するイニシャルセグメント、は妥当である。
29: 証明14
は、それは、記述たち2および11によって妥当である。
30: 記述15
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、'は上のリニア(線形)オーダリング(順序)である'は妥当である。
31: 証明15
'は上のリニア(線形)オーダリング(順序)である'は。
32: 記述16
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、'は上のウェルオーダリング(整列順序)である'は妥当である。
33: 証明16
'は上のウェルオーダリング(整列順序)である'は'は上のリニア(線形)オーダリング(順序)である' 。
34: 記述17
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、'はからの中へのインジェクティブ(単射)ファンクション(関数)である'は妥当である。
35: 証明17
'はからの中へのインジェクティブ(単射)ファンクション(関数)である'は'はからの中へのファンクション(関数)である' . 注意として、はファンクション(関数)であるという条件は指定済なので、ユニークなおよびがあることは保証されている、したがって、もしも、見つかったおよびがを満たしていれば、オーケーである。
36: 記述18
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、'はからの上へのサージェクティブ(全射)ファンクション(関数)である'は妥当である。
37: 証明18
'はからの上へのサージェクティブ(全射)ファンクション(関数)である'は'はからの中へのファンクション(関数)である' 。
38: 記述19
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、'はからの上へのバイジェクティブ(全単射)ファンクション(関数)である'は妥当である。
39: 証明19
'はからの上へのバイジェクティブ(全単射)ファンクション(関数)である'は'はからの中へのインジェクティブ(単射)ファンクション(関数)である' 'はからの上へのサージェクティブ(全射)ファンクション(関数)である'である。
40: 記述20
任意の妥当なセット(集合)変数たちに対して、'はとイクイニューメラス(同数)である'、と記される、は妥当である。
41: 証明20
は'はからの上へのバイジェクティブ(全単射)ファンクション(関数)である'である。
42: 記述21
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)に対して、'はオーディナルナンバー(順序数)である'は妥当である。
43: 証明21
'はオーディナルナンバー(順序数)である'は, 'は上のウェルオーダリング(整列順序)である', 'はのイメージ(像)である'。'はのイメージ(像)である'は, 'はからへのファンクション(関数)である', 。
44: 記述22
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)たちに対して、'はのカーディナルナンバー(基数)である'は妥当である。
45: 証明22
'はのカーディナルナンバー(基数)である'は'はへイクイニューメラス(同数要素たちを持つ)な最小オーディナルナンバー(順序数)である'である、それは、'はオーディナルナンバー(順序数)である' はオーディナルナンバー(順序数)である', 。
46: 記述23
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)に対して、'はカーディナルナンバー(基数)である'は妥当である。
47: 証明23
'はカーディナルナンバー(基数)である'ははのカーディナルナンバー(基数)である'である。
48: 記述24
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)、任意のネット、ここで、は任意のダイレクテッド(有向)セット(集合)では任意のトポロジカルスペース(空間)、に対して、'はフリークエントリーに(頻繁に)の中に入る'は妥当である。
49: 証明24
'フリークエントリーに(頻繁に)の中に入る'は。
50: 記述25
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)、任意のネット、ここで、は任意のダイレクテッド(有向)セット(集合)では任意のトポロジカルスペース(空間)、に対して、'はイベンチュアリーに(その内には)の中に入る'は妥当である。
51: 証明25
'はイベンチュアリーに(その内には)の中に入る'は。
52: 記述26
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)たちに対して、は妥当である。
53: 証明26
''は'である。
54: 記述27
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)たち、任意の妥当なファンクション(関数)バリアブル(変数)に対して、''は妥当である。
55: 証明27
''は''である。
56: 記述28
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)、任意のオーディナルナンバー(順序数)バリアブル(変数)に対して、、ここで、はで定義されたセット(集合)たちセット(集合)を意味する、は妥当である。
57: 証明28
''は''。
58: 記述29
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)に対して、'はグラウンデッドである(接地している)'は妥当である。
59: 証明29
'はグラウンデッドである(接地している)'は'である。
60: 記述30
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)たちに対して、''は妥当である。
61: 証明30
'' is ''。
62: 記述31
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)たちに対して、''は妥当である。
63: 証明31
''は''である。
64: 記述32
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)に対して、'は上のオープンインターバル(開区間)である'は妥当である。
65: 証明32
'は上のオープンインターバル(開区間)である'は''。
66: 記述33
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)に対して、'は上のクローズドインターバル(閉区間)である'は妥当である。
67: 証明33
'は上のクローズドインターバル(閉区間)である'は''。
68: 記述34
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)に対して、'は上のレフト(左)オープン(開)ライト(右)クローズド(閉)インターバル(区間)である'は妥当である。
69: 証明34
'は上のレフト(左)オープン(開)ライト(右)クローズド(閉)インターバル(区間)である'は''である。
70: 記述35
任意の妥当なセット(集合)バリアブル(変数)に対して、'は上のレフト(左)クローズド(閉)ライト(右)オープン(開)インターバル(区間)である'は妥当である。
71: 証明35
'は'は''である。
72: 注
私が読んだ全てのテキストブックたち(この世の中の全てのテキストブックたちとは私は言わない)は"任意のフォーミュラは妥当でなければならない。"のように述べ、どのように妥当であるのかそれほど明らかでない(少なくとも私には)フォーミュラたちを提示し出す。例えば、それらはを使いだす、それは基本的コンポーネントではないが。
したがって、妥当なフォーミュラたちの中でどのコンポーネントたちが安全に使えるかをリストしなければならなかった。
勿論、上記にリストされたものたちは、私がこれまでに特に気付いたものたちだけである。
参考資料
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