2024年7月21日日曜日

682: ファイナイト(有限)ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)およびベーシス(基底)に対して、要素たちのリニア(線形)にインディペンデント(独立)セット(集合)はベーシス(基底)のいくつかの要素たちで拡張してベーシス(基底)にできる

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

ファイナイト(有限)ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)およびベーシス(基底)に対して、要素たちのリニア(線形)にインディペンデント(独立)セット(集合)はベーシス(基底)のいくつかの要素たちで拡張してベーシス(基底)にできることの記述/証明

話題


About: ベクトルたちスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のファイナイト(有限)ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)およびその任意のベーシス(基底)に対して、要素たちの任意のリニア(線形)にインディペンデント(独立)セット(集合)は当該ベーシス(基底)のいくつかの要素たちで拡張してあるベーシス(基底)にできるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
V: { 全ての d ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)たち }
B: ={b1,...,bd}, {V の全てのベーシス(基底)たち }
S: ={v1,...,vk}, {V の全てのリニア(線形)にインディペンデント(独立)サブセット(部分集合)たち }、ここで、0kd
//

ステートメント(言明)たち:
{bj1,...,bjdk}({v1,...,vk,bj1,...,bjdk}{V の全てのベーシス(基底)たち })
//


2: 自然言語記述


任意のファイナイト(有限)dディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)VVの任意のベーシス(基底)B:={b1,...,bd}k要素たちの任意のリニア(線形)にインディペンデント(独立)サブセット(部分集合)S:={v1,...,vk}V、ここで、0kd、に対して、当該ベーシス(基底)の以下を満たすいくつかの要素たちbj1,...,bjdk、つまり、{v1,...,vk,bj1,...,bjdk}Vのあるベーシス(基底)である、がある。


3: 注


本命題は、k要素たちのリニア(線形)にインディペンデント(独立)サブセット(部分集合)を拡張してあるベーシス(基底)にしさえすればよいという問題ではなく、k要素たちのリニア(線形)にインディペンデント(独立)サブセット(部分集合)を、任意の固定したベーシス(基底)のいくつかの要素たちでもって拡張してあるベーシス(基底)にするという問題である。


4: 証明


全体戦略: ステップ1: もしも、k<dであれば、Sの中へBのある要素を追加してあるリニア(線形)にインディペンデント(独立)セット(集合)を形成し、Sと呼ぶ; ステップ2: もしも、k+1<dであれば、Sの中へBのある要素を追加してあるリニア(線形)にインディペンデント(独立)セット(集合)を形成し、再びSと呼ぶ; ステップ3: 等々とk+l=dまで続く; ステップ4: Sはあるベーシス(基底)であると結論する。

I:={1,...,d}およびI:={1,...,k}であるとしよう。

ステップ1:

もしも、k=dであれば、最終ステップへ行こう。

もしも、k<dであれば、当該ベーシス(基底)の以下を満たすある要素bj1、つまり、S{bj1}はリニア(線形)にインディペンデント(独立)である、があることを証明しよう。そうでないと仮定しよう。全てが0ではない以下を満たすコエフィシェント(係数)たちのあるセット(集合)cj1,...,cjk+1、つまり、各jIに対してlIcjlvl+cjk+1bj=0、があることになる。cjk+10、なぜなら、そうでなければ、lIcjlvl=0、それが含意するのは、全てのコエフィシェント(係数)たちが0であったということ、なぜなら、Sはリニア(線形)にインディペンデント(独立)だった、矛盾。したがって、各bjSのリニアコンビネーション(線形結合)だということになり、それは、Sがベーシス(基底)であったことを含意することになる、Vdディメンショナル(次元)であることに反する矛盾。したがって、そうしたあるbj1を選び、S{bj1}を"S"と呼ぼう。

ステップ2:

もしも、k+1=dであれば、最終ステップへ行こう。

もしも、k+1<dであれば、当該ベーシス(基底)の以下を満たすある要素bj2、つまり、S{bj2}はリニア(線形)にインディペンデント(独立)である、があることを証明しよう。そうでないと仮定しよう。全てが0ではない以下を満たすコエフィシェント(係数)たちのあるセット(集合)cj1,...,cjk+2、つまり、各jIに対してlIcjlvl+cjk+1bj1+cjk+2bj=0、があることになる。cjk+20、なぜなら、そうでなければ、lIcjlvl+cjk+1bj1=0、それが含意するのは、全てのコエフィシェント(係数)たちが0であったということ、なぜなら、Sはリニア(線形)にインディペンデント(独立)だった、矛盾。したがって、各bjSのリニアコンビネーション(線形結合)だということになり、それは、(v1,...,vk,bj1)がベーシス(基底)であったことを含意することになる、Vdディメンショナル(次元)であることに反する矛盾。明らかに、bj1bj2、なぜなら、もしも、bj1=bj2であったら、Sbj2はリニア(線形)にインディペンデント(独立)ではないだろう。したがって、そうしたあるbj2を選び、S{bj1}を再び"S"と呼ぼう。

ステップ3:

等々と続く、それが意味するのは、k+l<dである限りは、あるリニア(線形)にインディペンデント(独立)なS{bjl+1}があり、再びSと呼ばれ、結局、k+l=dとなる。

ステップ4:

すると、SVのあるベーシス(基底)である、任意のファイナイト(有限)ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)に対して、ディメンション(次元)数の要素たちを持つリニア(線形)にインディペンデント(独立)な任意のサブセット(部分集合)はベーシス(基底)であるという命題によって。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>