2024年8月4日日曜日

716: グループ(群)、ノーマルサブグループ(正規部分群)、サブグループ(部分群)に対して、クウォシェント(商)グループ(群)のサブセット(部分集合)たちでサブグループ(部分群)のコセット(剰余類)たちを包含するものたちは同じであるかディスジョイント(互いに素)である

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グループ(群)、ノーマルサブグループ(正規部分群)、サブグループ(部分群)に対して、クウォシェント(商)グループ(群)のサブセット(部分集合)たちでサブグループ(部分群)のコセット(剰余類)たちを包含するものたちは同じであるかディスジョイント(互いに素)であることの記述/証明

話題


About: グループ(群)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のグループ(群)、任意のノーマルサブグループ(正規部分群)、任意のサブグループ(部分群)に対して、クウォシェント(商)グループ(群)のサブセット(部分集合)たちで当該サブグループ(部分群)の任意の2つのコセット(剰余類)たちを包含するものたちは同じであるかディスジョイント(互いに素)であり、そうした全てのサブセット(部分集合)たちはバイジェクティブ(全単射)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
G: { 全てのグループ(群)たち }
G: {G の全てのノーマルサブグループ(正規部分群)たち }
G: {G の全てのサブグループ(部分群)たち }
G/G: = 当該クウォシェント(商)グループ(群) , ={gγG|γC}
gαG: = 当該レフトコセット(左剰余類) , αA
gβG: = 当該レフトコセット(左剰余類) , βA
Sα: ={gγGG/G|gγGgαG}
Sβ: ={gγGG/G|gγGgβG}
//

ステートメント(言明)たち:
Sα=SβSαSβ=

SαSβ、ここで、は、'セット(集合)たち - マップ(写像)たち'アイソモーフィック(同形写像): バイジェクティブ(全単射)であることを表わす。
//


2: 自然言語記述


任意のグループ(群)GGの任意のノーマルサブグループ(正規部分群)GGの任意のサブグループ(部分群)Gに対して、クウォシェント(商)グループ(群)G/G={gγG|γC}、レフトコセット(左剰余類)たちgαG、ここで、αA、およびgβG、ここで、βAG/Gのサブセット(部分集合)たちSα:={gγGG/G|gγGgαG}およびSβ:={gγGG/G|gγGgβG}に対して、Sα=SβまたはSαSβ=。さらには、SαSβ、ここで、は、'セット(集合)たち - マップ(写像)たち'アイソモーフィック(同形写像): バイジェクティブ(全単射)であることを表わす。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: S1:={gγGG/G|gγG1G}を、gγGとして取る; ステップ2: Sα=gαS1およびSβ=gβS1であることを見る; ステップ3: もしも、SαSβである場合、Sα=Sβであることを見る; ステップ4: 本命題を結論する。

ステップ1:

レフトコセット(左剰余類)1Gに対して、対応するS1:={gγGG/G|gγG1G}を取ろう。

そうしたγたちのセット(集合)をCCと表わそう。

Gのある要素gγgγG内に包含されているので、gγgγであるように取ることができる。したがって、私たちは、各γCに対して、gγGで、S1={gγG|γC}であると仮定する。

ステップ2:

Sα=gαS1={gαgγG|γC}であることを見よう。

GS1であるので、gαGgαS1=gαγCgγG=γcgαgγG=γcgαS1

gαgγGに対して、gαgγGgαGであることを見よう。gαgγ1=gαgγgαgγGgαG

それが意味するのは、Sα=gαS1であること。

gαS1の要素たちは互いに異なる、なぜなら、もしも、gαgγG=gαgγGである場合、gαgγ=gαgγg、あるgGに対して、したがって、gγ=gγg、それが意味するのは、gγgγG、それが意味するのは、γ=γ

同様に、Sβ=gβS1

それが含意するのは、SαS1Sβ

ステップ3: もしも、SαSβである場合、Sα=Sβである、ことを見よう。

Sα={gαgγG|γC}およびSβ={gβgγG|γC}

SαSβであると仮定しよう。

gαgγG=gβgγG=Ggβgγ(なぜなら、Gはノーマルサブグループ(正規部分群)である: 各gGに対して、g1Gg=G、したがって、Gg=gG)、それが意味するのは、gαgγ=ggβgγ、あるgGに対して、したがって、gα=ggβgγgγ1。したがって、gαgγG=Ggαgγ=Gggβgγgγ1gγ=Ggβgγgγ1gγ=gβgγgγ1gγG、しかし、gγgγ1gγG、それが意味するのは、gγgγ1gγG=gγG、あるγCに対して。したがって、gαgγG=gβgγG、それが意味するのは、gαgγGSβ、したがって、SαSβ

シンメトリー(対称性)によって、SβSα、したがって、Sα=Sβ

ステップ4:

任意の命題1または任意の命題2、もしも、もしも、非命題2である場合、命題1である、場合、そしてその場合に限って、という命題によって、Sα=SβまたはSαSβ=


4: 注


コロラリー(系)として、G/Gのオーダーがファイナイト(有限)である時、SαのオーダーはG/Gのオーダーを割る: |Sα||||G/G|。その理由は、そうでなければ、Gのコセット(剰余類)たちはGをカバーしないことになる: 例えば、G/G={1G,g2,g3G,g4G,g5G}およびS1={1G,g2G,g3G}である時は、g4G,g5Gはカバーされ得ないことになる、なぜなら、Sα={1G,g4G,g5G}のようなことは起こり得ない、なぜなら、S1Sαになる。


参考資料


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