2025年1月7日火曜日

935: リーアルジェブラ(多元環)ホモモーフィズム(準同形写像)のレンジ(値域)はコドメイン(余域)のリーサブ(部分)アルジェブラ(多元環)である

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リーアルジェブラ(多元環)ホモモーフィズム(準同形写像)のレンジ(値域)はコドメイン(余域)のリーサブ(部分)アルジェブラ(多元環)であることの記述/証明

話題


About: リーアルジェブラ(多元環)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のリーアルジェブラ(多元環)ホモモーフィズム(準同形写像)のレンジ(値域)はコドメイン(余域)のリーサブ(部分)アルジェブラ(多元環)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(F\): \(\in \{\text{ 全てのフィールド(体)たち }\}\)
\(V_1\): \(\in \{\text{ 全ての } F \text{ リーアルジェブラ(多元環)たち }\}\)
\(V_2\): \(\in \{\text{ 全ての } F \text{ リーアルジェブラ(多元環)たち }\}\)
\(f\): \(: V_1 \to V_2\), \(\in \{\text{ 全てのリーアルジェブラ(多元環)ホモモーフィズム(準同形写像)たち }\}\)
//

ステートメント(言明)たち:
\(f (V_1) \in \{V_2 \text{ の全てのリーサブ(部分)アルジェブラ(多元環)たち }\}\)
//


2: 証明


全体戦略: ステップ1: \(f (V_1)\)は\(F\)ベクトルたちスペース(空間)であることを見る; ステップ2: \(f (V_1)\)は、リーアルジェブラ(多元環)であるための他の諸要件たちを満たすことを見る。

ステップ1:

\(f (V_1)\)は\(F\)ベクトルたちスペース(空間)である、任意のベクトルたちスペース(空間)たち間の任意のリニア(線形)マップ(写像)のレンジ(値域)はコドメイン(余域)のサブ(部分)ベクトルたちスペース(空間)であるという命題によって。

ステップ2:

任意の\(f (v), f (v') \in f (V_1)\)に対して、\([f (v), f (v')] = f ([v, v']) \in f (V_1)\)。

\(f (v), f (v'), f (v'') \in f (V_1)\)は任意としよう。\(r, r' \in F\)は任意としよう。

1) \([r f (v) + r' f (v'), f (v'')] = r [f (v), f (v'')] + r' [f (v'), f (v'')]\) \(\land\) \([f (v''), r f (v) + r' f (v')] = r [f (v''), f (v)] + r' [f (v''), f (v')]\): それは、周囲\(V_2\)上で成立する。

2) \([f (v'), f (v)] = - [f (v), f (v')]\): それは、周囲\(V_2\)上で成立する。

3) \(\sum_{cyclic} [f (v), [f (v'), f (v'')]] = 0\): それは、周囲\(V_2\)上で成立する。


参考資料


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