2025年9月14日日曜日

1294: 'ノルム付きベクトルたちスペース(空間)'アイソメトリー(等長写像)

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'ノルム付きベクトルたちスペース(空間)'アイソメトリー(等長写像)の定義

話題


About: ベクトルたちスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、'ノルム付きベクトルたちスペース(空間)'アイソメトリー(等長写像)の定義を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\( F\): \(\in \{\mathbb{R}, \mathbb{C}\}\)で、カノニカル(正典)フィールド(体)ストラクチャー(構造)を持つもの
\( V_1\): \(\in \{\text{ 全ての } F \text{ ノルム付きベクトルたちスペース(空間)たち }\}\)で、任意のノルム\(\Vert \bullet \Vert_1\)を持つもの
\( V_2\): \(\in \{\text{ 全ての } F \text{ ノルム付きベクトルたちスペース(空間)たち }\}\)で、任意のノルム\(\Vert \bullet \Vert_2\)を持つもの
\(*f\): \(: V_1 \to V_2\), \(\in \{\text{ 全てのマップ(写像)たち }\}\)
//

コンディションたち:
\(\forall v \in V_1 (\Vert f (v) \Vert_2 = \Vert v \Vert_1)\)
//


2: 注


しばしば、"アイソメトリー(等長写像)"はバイジェクティブ(全単射)性を要求して使われるが、本定義はそれを要求しない、なぜなら、そうでなければ、非バイジェクティブ(全単射)ケースに対する名称を持たないということになる、その一方で、私たちは、バイジェクティブ(全単射)ケースに対しては"バイジェクティブ(全単射)アイソメトリー(等長写像)"を使えばよい。

注意として、本定義は、リニア(線形)性を要求しない。

リニア(線形)アイソメトリー(等長写像)たちおよびコンプレックス(複素)-コンジュゲート(共役)-リニア(線形)アイソメトリー(等長写像)たちがあり得る、非リニア(線形)アイソメトリー(等長写像)たちも。

"コンディションたち"は、"当該インデュースト(誘導された)メトリックスペース(計量付き空間)たち間\(f\)は'メトリックスペース(計量付き空間)'アイソメトリー(等長写像)である"に等しくない、なぜなら、\(f\)はリニア(線形)であると要求されていない: \(dist_2 (f (v_1), f (v_2)) = dist_1 (v_1, v_2)\)は\(\Vert f (v_1) - f (v_2) \Vert_2 = \Vert v_1 - v_2 \Vert_1\)に等しい、しかし、\(\Vert f (v_1) - f (v_2) \Vert_2 = \Vert f (v_1 - v_2) \Vert_2\)は保証されない、特に、\(\Vert v_1 \Vert_1 = \Vert v_1 - 0 \Vert_1 = \Vert f (v_1) - f (0) \Vert_2\)、しかし、\(\Vert f (v_1) - f (0) \Vert_2 = \Vert f (v_1) \Vert_2\)は保証されない。


参考資料


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