メトリックスペース(計量付き空間)はファーストカウンタブル(可算)であることの記述/証明
話題
About: メトリックスペース(計量付き空間)
About: トポロジカルスペース(空間)
この記事の目次
開始コンテキスト
- 読者は、メトリック(計量)によってインデュースト(誘導された)トポロジーの定義を知っている。
- 読者は、ファーストカウンタブル(可算)トポロジカルスペース(空間)の定義を知っている。
ターゲットコンテキスト
- 読者は、任意のメトリックスペース(計量付き空間)でインデュースト(誘導された)トポロジーを持つものはファーストカウンタブル(可算)であるという命題の記述および証明を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。
本体
1: 構造化された記述
ここに'構造化された記述'のルールたちがある。
エンティティ(実体)たち:
\(M\): \(\in \{\text{ 全てのメトリックスペース(計量付き空間)たち }\}\)で、インデュースト(誘導された)トポロジーを持つもの
//
ステートメント(言明)たち:
\(M \in \{\text{ 全てのファーストカウンタブル(可算)トポロジカルスペース(空間)たち }\}\)
//
2: 証明
全体戦略: ステップ1: 各\(m \in M\)に対して、\(B_m := \{B_{m, q} \subseteq M \vert q \in \mathbb{Q} \land 0 \lt q\}\)を取り、\(B_m\)は\(m\)におけるあるカウンタブル(可算)ネイバーフッド(近傍)たちベーシス(基底)であることを見る。
ステップ1:
\(m \in M\)を任意ものとしよう。
\(B_m := \{B_{m, q} \subseteq M \vert q \in \mathbb{Q} \land 0 \lt q\}\)を取ろう。
\(B_{m, q}\)は\(m\)のあるオープンネイバーフッド(開近傍)である、メトリック(計量)によってインデュースト(誘導された)トポロジーの定義に対する"注"によって。
\(m\)の各オープンネイバーフッド(開近傍)\(U_m \subseteq M\)に対して、\(m\)周りの以下を満たすあるオープンボール(開球)\(B_{m, \epsilon} \subseteq M\)、つまり、\(B_{m, \epsilon} \subseteq U_m\)、がある、メトリック(計量)によってインデュースト(誘導された)トポロジーの定義によって。
すると、以下を満たすある\(q \in \mathbb{Q}\)、つまり、\(0 \lt q \lt \epsilon\)、があり、\(m \in B_{m, q} \subseteq B_{m, \epsilon} \subseteq M\)。
したがって、\(B_m\)は\(m\)におけるあるネイバーフッド(近傍)たちベーシス(基底)である。
\(B_m\)はカウンタブル(可算)である、なぜなら、\(\mathbb{Q}\)はカウンタブル(可算)である。
したがって、\(B_m\)は、\(m\)におけるあるカウンタブル(可算)ネイバーフッド(近傍)たちベーシス(基底)である。
各ポイントにおいてあるカウンタブル(可算)ネイバーフッド(近傍)たちベーシス(基底)があるから、\(M\)はファーストカウンタブル(可算)である。