2026年2月15日日曜日

1620: トポロジカルサブセット(部分集合)のサブセット(部分集合)としてのカウンタブル(可算)コンパクト性は、サブスペース(部分空間)としてのカウンタブル(可算)コンパクト性に等しい

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

トポロジカルサブセット(部分集合)のサブセット(部分集合)としてのカウンタブル(可算)コンパクト性は、サブスペース(部分空間)としてのカウンタブル(可算)コンパクト性に等しいことの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のトポロジカルサブセット(部分集合)のサブセット(部分集合)としてのカウンタブル(可算)コンパクト性は、当該サブスペース(部分空間)としてのカウンタブル(可算)コンパクト性に等しいという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(T\): \(\in \{\text{ 全てのトポロジカルスペース(空間)たち }\}\)
\(S\): \(\subseteq T\)で、当該サブスペース(部分空間)トポロジーを持つもの
//

ステートメント(言明)たち:
\(S \in \{\text{ トポロジカルスペース(空間)たちの全てのカウンタブル(可算)にコンパクトなサブセット(部分集合)たち }\}\)
\(\iff\)
\(S \in \{\text{ 全てのカウンタブル(可算)にコンパクトなトポロジカルスペース(空間)たち }\}\)
//


2: 証明


全体戦略: ステップ1: \(S\)は\(T\)のあるカウンタブル(可算)にコンパクトなサブセット(部分集合)であると仮定する; ステップ2: 当該サブスペース(部分空間)としての\(S\)は、あるカウンタブル(可算)にコンパクトなトポロジカルスペース(空間)であることを見る; ステップ3: 当該サブスペース(部分空間)としての\(S\)は、あるカウンタブル(可算)にコンパクトなトポロジカルスペース(空間)であると仮定しよう; ステップ4: \(S\)は、\(T\)のあるカウンタブル(可算)にコンパクトなサブセット(部分集合)であることを見る。

ステップ1:

\(S\)、\(T\)のあるカウンタブル(可算)にコンパクトなサブセット(部分集合)であると仮定しよう。

ステップ2:

当該サブスペース(部分空間)としての\(S\)は、あるカウンタブル(可算)にコンパクトなトポロジカルスペース(空間)であることを見よう。

\(\{U_j \subseteq S \vert j \in J\}\)、ここで、\(J\)は任意のカウンタブル(可算)インデックスセット(集合)、を、当該サブスペース(部分空間)としての\(S\)の任意のカウンタブル(可算)オープンカバー(開被覆)としよう。

\(U_j = U'_j \cap S\)、ここで、\(U'_j \subseteq T\)は\(T\)のあるオープンサブセット(開部分集合)、サブスペース(部分空間)トポロジーの定義によって。

\(\{U'_j \subseteq T \vert j \in J\}\)は、\(S\)のあるカウンタブル(可算)オープンカバー(開被覆)である: \(S = \cup_{j \in J} U_j\)であるから、\(S \subseteq \cup_{j \in J} U'_j\)、なぜなら、\(U_j \subseteq U'_j\)。

\(S\)はカウンタブル(可算)にコンパクトであるから、あるファイナイト(有限)サブカバー(部分被覆)\(\{U'_j \subseteq T \vert j \in J^`\}\)、ここで、\(J^` \subset J\)はあるファイナイト(有限)インデックスセット(集合)、がある。

すると、\(\{U_j \subseteq S \vert j \in J^`\}\)は、当該トポロジカルサブスペース(部分空間)としての\(S\)のあるファイナイト(有限)サブカバー(部分被覆)である、なぜなら、\(\cup_{j \in J^`} U_j = S\)、なぜなら、\(S \subseteq \cup_{j \in J^`} U'_j\)から、\(S \cap S \subseteq (\cup_{j \in J^`} U'_j) \cap S = \cup_{j \in J^`} (U'_j \cap S)\)、任意のセット(集合)に対して、アンカウンタブル(不可算)かもしれない数の任意のサブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)と任意のサブセット(部分集合)のインターセクション(共通集合)は当該サブセット(部分集合)たちの各々と後者サブセット(部分集合)のインターセクション(共通集合)たちのユニオン(和集合)であるという命題によって、\(= \cup_{j \in J^`} U_j \subseteq S\)、しかし、左辺は、\(S\)である、したがって、\(S \subseteq \cup_{j \in J^`} U_j \subseteq S\)。

したがって、当該サブスペース(部分空間)としての\(S\)は、あるカウンタブル(可算)にコンパクトトポロジカルスペース(空間)である。

ステップ3:

当該サブスペース(部分空間)としての\(S\)は、あるカウンタブル(可算)にコンパクトトポロジカルスペース(空間)であると仮定しよう。

ステップ4:

\(S\)は\(T\)のあるカウンタブル(可算)コンパクトサブセット(部分集合)であることを見よう。

\(\{U'_j \subseteq T \vert j \in J\}\)、ここで、\(J\)は任意のカウンタブル(可算)インデックスセット(集合)、を\(S\)の任意のカウンタブル(可算)オープンカバー(開被覆)としよう。

\(U_j := U'_j \cap S\)は、トポロジカルサブスペース(部分空間)としての\(S\)のあるオープンサブセット(開部分集合)である、サブスペース(部分空間)トポロジーの定義によって。

\(\{U_j \subseteq S \vert j \in J\}\)は、トポロジカルサブスペース(部分空間)としての\(S\)のあるカウンタブル(可算)オープンカバー(開被覆)である、なぜなら、\(\cup_{j \in J} U_j = S\)、なぜなら、\(S \subseteq \cup_{j \in J} U'_j\)から、\(S \cap S \subseteq (\cup_{j \in J} U'_j) \cap S = \cup_{j \in J} (U'_j \cap S)\)、前と同様、\(= \cup_{j \in J} U_j \subseteq S\)、しかし、左辺は\(S\)である、したがって、\(S \subseteq \cup_{j \in J} U_j \subseteq S\)。

当該トポロジカルサブスペース(部分空間)としての\(S\)はカウンタブル(可算)にコンパクトであるから、あるファイナイト(有限)サブカバー(部分被覆)\(\{U_j \subseteq S \vert j \in J^`\}\)、ここで、\(J^` \subseteq J\)はあるファイナイト(有限)インデックスセット(集合)、がある。

すると、\(\{U'_j \subseteq T \vert j \in J^`\}\)は、\(S\)のあるファイナイト(有限)サブカバー(部分被覆)である、なぜなら、\(S \subseteq \cup_{j \in J^`} U'_j\)、なぜなら、\(S = \cup_{j \in J^`} U_j\)および\(U_j \subseteq U'_j\)。

したがって、\(S\)は、\(T\)のあるカウンタブル(可算)コンパクトサブセット(部分集合)である。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>