2026年5月24日日曜日

1799: \(1\)-ディメンショナル(次元)ユークリディアンメトリックスペース(計量付き空間)上のシーケンス(列)に対して、もしも、シーケンス(列)がコンバージ(収束)する場合、先行する要素たちの算術平均たちのシーケンス(列)は、コンバージェンス(収束ポイント)を持ってコンバージ(収束)する

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\(1\)-ディメンショナル(次元)ユークリディアンメトリックスペース(計量付き空間)上のシーケンス(列)に対して、もしも、シーケンス(列)がコンバージ(収束)する場合、先行する要素たちの算術平均たちのシーケンス(列)は、コンバージェンス(収束ポイント)を持ってコンバージ(収束)することの記述/証明

話題


About: メトリックスペース(計量付き空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、\(1\)-ディメンショナル(次元)ユークリディアンメトリックスペース(計量付き空間)上の任意のシーケンス(列)に対して、もしも、当該シーケンス(列)がコンバージ(収束)する場合、先行する要素たちの算術平均たちのシーケンス(列)は、当該コンバージェンス(収束ポイント)を持ってコンバージ(収束)するという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(\mathbb{R}\): \(= \text{ 当該ユークリディアンメトリックスペース(計量付き空間) }\)
\(s\): \(: \mathbb{N} \to \mathbb{R}\)
\(s'\): \(: \mathbb{N} \to \mathbb{R}, n \mapsto \sum_{j \in \{0, ..., n\}} s (j) / (n + 1)\)
\(r\): \(\in \mathbb{R}\)
//

ステートメント(言明)たち:
\(lim s = r\)
\(\implies\)
\(lim s' = r\)
//


2: 注


実のところ、任意の\(m \in \mathbb{N}\)に対して、\(s'': \mathbb{N} \to \mathbb{R}, n \mapsto \sum_{j \in \{0, ..., n\}} s (j) / (n + m)\)は\(r\)へコンバージ(収束)する、なぜなら、\(s'' (n) = \sum_{j \in \{0, ..., n\}} s (j) / (n + m) = \sum_{j \in \{0, ..., n\}} s (j) / (n + 1) (n + 1) / (n + m) = s' (n) (n + 1) / (n + m)\)、そして、\((n + 1) / (n + m)\)は\(1\)へコンバージ(収束)する、したがって、\(s''\)は\(r 1 = r\)へコンバージ(収束)する。

本命題の逆は、必ずしも成立しない: ある反例として、各偶\(j\)に対して\(s (j) = 1\)および各奇\(j\)に対して\(s (j) = -1\)としよう、すると、各偶\(j\)に対して\(s' (j) = 1 / (j + 1)\)および各奇\(j\)に対して\(s' (j) = 0\)、したがって、\(s' (j) \lt 1 / (2 (j + 1))\)、各\(j\)に対して、したがって、\(s'\)は\(0\)へコンバージ(収束)する、しかし、\(s\)はコンバージ(収束)しない。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: 以下を満たすある\(N_1\)、つまり、各\(N_1 \lt j\)に対して、\(\vert s (j) - r \vert \lt \epsilon / 2\)、および以下を満たすある\(N_2\)、つまり、\(N_1 \lt N_2\)および各\(N_2 \lt l\)に対して、\(1 / (l + 1) \sum_{j \in \{0, ..., N_1\}} \vert s (j) - r \vert \lt \epsilon / 2\)、を取り、各\(N_2 \lt l\)に対して、\(\vert s' (l) - r \vert \lt \epsilon\)であることを見る。

ステップ1:

\(\epsilon \in \mathbb{R}\)を、\(0 \lt \epsilon\)を満たす任意のものとしよう。

以下を満たすある\(N_1 \in \mathbb{N}\)、つまり、\(N_1 \lt j\)を満たす各\(j \in \mathbb{N}\)に対して、\(\vert s (j) - r \vert \lt \epsilon / 2\)、がある、なぜなら、\(s\)は\(r\)へコンバージ(収束)する。

以下を満たすある\(N_2 \in \mathbb{N}\)、つまり、\(N_1 \lt N_2\)および\(N_2 \lt l\)を満たす各\(l \in \mathbb{N}\)に対して、\(1 / (l + 1) \sum_{j \in \{0, ..., N_1\}} \vert s (j) - r \vert \lt \epsilon / 2\)、がある、なぜなら、\(\sum_{j \in \{0, ..., N_1\}} \vert s (j) - r \vert\)は固定されているから、\(l\)をより大きくすると、それを任意に小さくする。

各\(N_2 \lt l\)に対して、\(\vert s' (l) - r \vert = \vert \sum_{j \in \{0, ..., l\}} s (j) / (l + 1) - r \vert = \vert \sum_{j \in \{0, ..., l\}} (s (j) / (l + 1) - r / (l + 1)) \vert = 1 / (l + 1) \vert \sum_{j \in \{0, ..., l\}} (s (j) - r) \vert \le 1 / (l + 1) (\sum_{j \in \{0, ..., N_1\}} \vert s (j) - r \vert + \sum_{j \in \{N_1 + 1, ..., l\}} \vert s (j) - r \vert) = 1 / (l + 1) \sum_{j \in \{0, ..., N_1\}} \vert s (j) - r \vert + 1 / (l + 1) \sum_{j \in \{N_1 + 1, ..., l\}} \vert s (j) - r \vert \lt \epsilon / 2 + 1 / (l + 1) \sum_{j \in \{N_1 + 1, ..., l\}} \epsilon / 2 = \epsilon / 2 + 1 / (l + 1) (l - N_1) \epsilon / 2 \lt \epsilon / 2 + 1 / (l + 1) (l + 1) \epsilon / 2 = \epsilon\)。

したがって、\(lim s' = r\)。


参考資料


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