\(1\)-ディメンショナル(次元)ユークリディアンメトリックスペース(計量付き空間)でカノニカル(正典)オーダリング(順序)を持つもの上のシーケンス(列)に対して、もしも、リミットインフェリア(下極限)およびリミットスピアリア(上極限)が存在して等しい場合、コンバージェンス(収束ポイント)はリミットインフェリア(下極限)およびリミットスピアリア(上極限)であることの記述/証明
話題
About: メトリックスペース(計量付き空間)
この記事の目次
開始コンテキスト
- 読者は、メトリックスペース(計量付き空間)上のシーケンス(列)のコンバージェンス(収束ポイント)の定義を知っている。
- 読者は、パーシャリーオーダードセット(半順序集合)上のシーケンス(列)のリミットインフェリア(下極限)の定義を知っている。
- 読者は、パーシャリーオーダードセット(半順序集合)上のシーケンス(列)のリミットスピアリア(上極限)の定義を知っている。
- 読者は、任意のリニアリーオーダードセット(線形順序集合)および任意のサブセット(部分集合)に対して、当該セット(集合)の任意の要素は当該サブセット(部分集合)のサプリマム(上限)である、もしも、当該要素が当該サブセット(部分集合)の各要素に等しいかそれより大きく、当該要素より小さい当該セット(集合)の各要素に対して、より大きい当該サブセット(部分集合)のある要素がある場合、そしてその場合に限って、という命題を認めている。
- 読者は、任意のリニアリーオーダードセット(線形順序集合)および任意のサブセット(部分集合)に対して、当該セット(集合)の任意の要素は当該サブセット(部分集合)のインフィマム(下限)である、もしも、当該要素が当該サブセット(部分集合)の各要素に等しいかそれより小さく、当該要素より大きい当該セット(集合)の各要素に対して、より小さい当該サブセット(部分集合)のある要素がある場合、そしてその場合に限って、という命題を認めている。
ターゲットコンテキスト
- 読者は、\(1\)-ディメンショナル(次元)ユークリディアンメトリックスペース(計量付き空間)でカノニカル(正典)オーダリング(順序)を持つもの上の任意のシーケンス(列)に対して、もしも、当該シーケンス(列)のリミットインフェリア(下極限)およびリミットスピアリア(上極限)が存在して等しい場合、当該シーケンス(列)のコンバージェンス(収束ポイント)は当該シーケンス(列)のリミットインフェリア(下極限)およびリミットスピアリア(上極限)であるという命題の記述および証明を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。
本体
1: 構造化された記述
ここに'構造化された記述'のルールたちがある。
エンティティ(実体)たち:
\(J\): \(\subseteq \mathbb{N}\)で、以下を満たすもの、つまり、\(J \neq \emptyset\)
\(\mathbb{R}\): \(= \text{ 当該ユークリディアンメトリックスペース(計量付き) }\)で、カノニカル(正典)オーダリング(順序)\(\lt\)を持つもの
\(s\): \(\in \{\text{ 全てのシーケンス(列)たち }\}\)で、以下を満たすもの、つまり、\(Dom (s) = J\)および\(Ran (s) \subseteq \mathbb{R}\)
//
ステートメント(言明)たち:
\(\exists lim inf s \land \exists lim sup s \land lim inf s = lim sup s\)
\(\implies\)
\(\exists lim s \land lim s = lim inf s = lim sup s\)
//
2: 証明
全体戦略: ステップ1: \(J\)はファイナイト(有限)であるケースに対処し、それ以降は、そうでないと仮定する; ステップ2: \(r := lim inf s = lim sup s\)とし、各\(\epsilon\)に対して、\(r - \epsilon \lt Inf (\{s (J_n) \vert n \in \mathbb{N} \setminus \{0\} \text{ で、以下を満たすもの、つまり、 } m \le n\}) \le s (J_n)\)、ある\(m\)および各\(m \le n\)に対して、そして、\(s (J_n) \le Sup (\{s (J_n) \vert n \in \mathbb{N} \setminus \{0\} \text{ で、以下を満たすもの、つまり、 } m' \le n\}) \lt r + \epsilon\)、ある\(m'\)および各\(m' \le n\)に対して、であることを見、\(m, m' \lt N\)に対して、各\(N \lt n\)に対して、\(r - \epsilon \lt s (J_n) \lt r + \epsilon\)であることを見る。
ステップ1:
\(\vert J \vert = n \in \mathbb{N} - \setminus \{0\}\)であると仮定しよう。
\(lim inf s = s (J_n)\)および\(lim sup s = s (J_n)\)は、不可避に存在する、そして、\(lim s = s (J_n)\)は存在する、そして、\(lim s = lim inf s = lims sup s\)。
そうでないと仮定しよう。
ステップ2:
\(r := lim inf s = lim sup s\)としよう。
\(\epsilon \in \mathbb{R}\)を、\(0 \lt \epsilon\)を満たす任意のものとしよう。
\(lim inf s = Sup (\{Inf (\{s (J_n) \vert n \in \mathbb{N} \setminus \{0\} \text{ で、以下を満たすもの、つまり、 } m \le n\}) \vert m \in \mathbb{N} \setminus \{0\}\})\)であるから、以下を満たすある\(m \in \{N\} \setminus \{0\}\)、つまり、\(r - \epsilon \lt Inf (\{s (J_n) \vert n \in \mathbb{N} \setminus \{0\} \text{ で、以下を満たすもの、つまり、 } m \le n\})\)、がある、任意のリニアリーオーダードセット(線形順序集合)および任意のサブセット(部分集合)に対して、当該セット(集合)の任意の要素は当該サブセット(部分集合)のサプリマム(上限)である、もしも、当該要素が当該サブセット(部分集合)の各要素に等しいかそれより大きく、当該要素より小さい当該セット(集合)の各要素に対して、より大きい当該サブセット(部分集合)のある要素がある場合、そしてその場合に限って、という命題によって。
\(\le s (J_n)\)、\(m \le n\)を満たす各\(n \in \mathbb{N} \setminus \{0\}\)に対して。
\(lim sup s = Inf (\{Sup (\{s (J_n) \vert n \in \mathbb{N} \setminus \{0\} \text{ で、以下を満たすもの、つまり、 } m \le n\}) \vert m \in \mathbb{N} \setminus \{0\}\})\)であるから、以下を満たすある\(m' \in \{N\} \setminus \{0\}\)、つまり、\(Sup (\{s (J_n) \vert n \in \mathbb{N} \setminus \{0\} \text{ で、以下を満たすもの、つまり、 } m' \le n\}) \lt r + \epsilon\)、がある、任意のリニアリーオーダードセット(線形順序集合)および任意のサブセット(部分集合)に対して、当該セット(集合)の任意の要素は当該サブセット(部分集合)のインフィマム(下限)である、もしも、当該要素が当該サブセット(部分集合)の各要素に等しいかそれより小さく、当該要素より大きい当該セット(集合)の各要素に対して、より小さい当該サブセット(部分集合)のある要素がある場合、そしてその場合に限って、という命題によって。
\(s (J_n) \le Sup (\{s (J_n) \vert n \in \mathbb{N} \setminus \{0\} \text{ such that } m' \le n\}) \lt r + \epsilon\)、\(m' \le n\).を満たす各\(n \in \mathbb{N} \setminus \{0\}\)に対して。
\(N \in \mathbb{N} \setminus \{0\}\)を、\(m, m' \lt N\)を満たす任意のものとしよう。
\(N \lt n\)を満たす各\(n \in \mathbb{N} \setminus \{0\}\)に対して、\(m, m' \lt n\)、したがって、\(r - \epsilon \lt s (J_n) \lt r + \epsilon\)、それが意味するのは、\(dist (r, s (J_n)) \lt \epsilon\)。
したがって、\(lim s = r = lim inf s = lim sup s\)。