2024年6月30日日曜日

658: コミュータティブ(可換)リング(環)に対して、もしも、各要素たちペアが最大共通ディバイザー(因子)を持つ場合、各ファイナイト(有限)サブセット(部分集合)は最大共通ディバイザー(因子)を持つ、それは、逐次的に得ることができる

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コミュータティブ(可換)リング(環)に対して、もしも、各要素たちペアが最大共通ディバイザー(因子)を持つ場合、各ファイナイト(有限)サブセット(部分集合)は最大共通ディバイザー(因子)を持つ、それは、逐次的に得ることができることの記述/証明

話題


About: リング(環)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のコミュータティブ(可換)リング(環)に対して、もしも、各要素たちペアがある最大共通ディバイザー(因子)を持つ場合、各ファイナイト(有限)サブセット(部分集合)はある最大共通ディバイザー(因子)を持つ、それは、逐次的に得ることができるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
R: { 全てのコミュータティブ(可換)リング(環)たち }
//

ステートメント(言明)たち:
{p1,p2}R(gcd({p1,p2}))

(
S={p1,...,pn}{R の全てのファイナイト(有限)サブセット(部分集合)たち }(gcd(S))

gcd({p1,gcd({p2,gcd({p3,...gcd({pn1,pn})...})})})gcd({p1,...,pn})
)
//

gcd({p1,gcd({p2,gcd({p3,...gcd({pn1,pn})...})})})gcd({p1,...,pn})が意味するのは、もしも、{pn1,pn}のある最大共通ディバイザー(因子)をdn1として取れば、次には、{pn2,dn1}のある最大共通ディバイザー(因子)をdn2として取る、次には、 ...、等々と続く、すると、{p1,d2}の最大共通ディバイザー(因子)は、Sの最大共通ディバイザー(因子)である、ということ。

本命題は、gcd({p1,gcd({p2,gcd({p3,...gcd({pn1,pn})...})})})=gcd({p1,...,pn})を主張しない、しかし、Rがインテグラルドメイン(整域)である時は、それは成立する、なぜなら、あるdgcd({p1,gcd({p2,gcd({p3,...gcd({pn1,pn})...})})})がある一方、各dgcd({p1,...,pn})に対して、d=ud任意のインテグラルドメイン(整域)および任意のサブセット(部分集合)に対して、もしも、当該サブセット(部分集合)の最大共通ディバイザー(因子)たちが存在する場合、それらは、ある最大共通ディバイザー(因子)のアソシエイトたちであるという命題によって、そして、dgcd({p1,gcd({p2,gcd({p3,...gcd({pn1,pn})...})})})任意のインテグラルドメイン(整域)および任意のサブセット(部分集合)に対して、もしも、当該サブセット(部分集合)の最大共通ディバイザー(因子)たちが存在する場合、それらは、ある最大共通ディバイザー(因子)のアソシエイトたちであるという命題によって。


2: 自然言語記述


任意のコミュータティブ(可換)リング(環)Rに対して、もしも、各{p1,p2}Rに対して、gcd({p1,p2}))である場合、各ファイナイト(有限)サブセット(部分集合)S={p1,...,pn}Rに対して、gcd(S)、そして、gcd({p1,gcd({p2,gcd({p3,...gcd({pn1,pn})...})})})gcd({p1,...,pn})


3: 注


本命題は、Rが最大共通ディバイザー(因子)たちドメインであるとは仮定しない(Rは、非インテグラルドメイン(整域)であり得る)、しかし、Rがインテグラルドメイン(整域)である時は、Rは最大共通ディバイザー(因子)たちドメインである、そして、本命題は任意の最大共通ディバイザー(因子)たちドメインに対して成立する。


4: 証明


nに関してインダクティブ(帰納的)に証明しよう。

n=2に対して、それは明らかに成立する。

それはn=nまで成立すると仮定しよう。

S={p1,...,pn+1}のことを考えよう。

あるdgcd({p2,...,pn+1})がある。各j{2,...,n+1}に対してpj=qjdである。

あるdgcd({g1,d})がある。p1=q1dおよびd=qd

j{2,...,n+1}に対してpj=qjqd。したがって、dS={p1,...,pn+1}のある共通ディバイザー(因子)である。

dSの任意の共通ディバイザー(因子)としよう。p1=q1dおよび、各j{2,...,n+1}に対してpj=qjdd{p2,...,pn+1}のある共通ディバイザー(因子)である。したがって、d=qd

したがって、d{p1,d}のある共通ディバイザー(因子)である。したがって、d=qd

したがって、dは、Sのある最大共通ディバイザー(因子)である。

したがって、インダクションプリンシプル(帰納法)によって、各nに対する各Sはある最大共通ディバイザー(因子)を持つ。

私たちは、gcd({p1,gcd({p2,...,pn})})gcd({p1,...,pn})であることを見た。

gcd({p2,gcd({p3,...,pn})})gcd({p2,...,pn})、等々と続く、であるから、gcd({p1,gcd({p2,gcd({p3,...,pn})})})gcd({p1,...,pn})、等々と続く、そして結局、gcd({p1,gcd({p2,gcd({p3,...gcd({pn1,pn})...})})})gcd({p1,...,pn})


参考資料


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