2024年6月2日日曜日

600: グループ(群)、ファイナイト(有限)数ノーマルサブグループ(正規部分群)たちのダイレクトサムとして、に対して、要素はユニークにディコンポーズド(分解される)であり、ディコンポジション(分解)はコミュータティブ(可換)である

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グループ(群)、ファイナイト(有限)数ノーマルサブグループ(正規部分群)たちのダイレクトサムとして、に対して、要素はユニークにディコンポーズド(分解される)であり、ディコンポジション(分解)はコミュータティブ(可換)であることの記述/証明

話題


About: グループ(群)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のグループ(群)、任意のファイナイト(有限)数のノーマルサブグループ(正規部分群)たちのダイレクトサムとして、に対して、各要素はユニークにディコンポーズド(分解される)であり、当該ディコンポジション(分解)はコミュータティブ(可換)であるという命題を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
G: { 全てのグループ(群)たち }
{G1,...,Gn}: {G の全てのノーマルサブグループ(正規部分群)たち }
//

ステートメント(言明)たち:
G={G1,...,Gn} のダイレクトサム 

p1...pn=p1...pnG で、以下を満たすもの、つまり、 pj,pjGj(pj=pjσ{{1,...,n} の全てのパーミュテーション(並べ替え)たち }(p1...pn=pσ1...pσn))
//


2: 自然言語記述


任意のグループ(群)GGの以下を満たす任意のノーマルサブグループ(正規部分群)たちG1,...,Gn、つまり、G{G1,...,Gn}のダイレクトサムである、に対して、以下を満たす各p1...pnG、つまり、pjGj、に対して、p1...pnは当該要素のユニークなディコンポジション(分解)であり、{1,...,n}の各パーミュテーション(並べ替え)σに対して、p1...pn=pσ1...pσnである。


3: 証明


nに関してインダクティブ(帰納的)に証明しよう。

n=2としよう。

p1p2=p1p2であるから、p11p1p2p21=p11p1p2p21、したがって、p2p21=p11p1、しかし、左辺はG2内にあり右辺はG1内にある、したがって、両辺はG1G2={1}内にある、したがって、p2p21=p11p1=1、それが含意するのは、p1=p1およびp2=p2

p2p1Gに対して、あるp1G1およびあるp2G2に対して、p2p1=p1p2、なぜなら、G=G1G2p21p2p1=p21p1p2、したがって、p1=p21p1p2=p21p1p2p21p2=p1p21p2あるp1G1に対して、なぜなら、G1はノーマルサブグループ(正規部分群)である、しかし、当該ディコンポジション(分解)はユニークであるから、p11=p1p21p2は、p21p2=1を含意する、したがって、p2=p2。同様に、p2p1p11=p1p2p11、したがって、p2=p1p2p11=p1p11p1p2p11=p1p11p2、あるp2G2に対して、しかし、ディコンポジション(分解)はユニークであるから、1p2=p1p11p2は、p1p11=1を含意する、したがって、p1=p1。したがって、p2p1=p1p2

本命題はn=nまで成立すると仮定しよう。

G{G1,...,Gn+1}のダイレクトサムであると仮定しよう。

G{G1,G2...Gn+1}のダイレクトサムである、任意のグループ(群)、ファイナイト(有限)数のノーマルサブグループ(正規部分群)たちのダイレクトサムとして、は、任意に順序替え・結合されたノーマルサブグループ(正規部分群)たちのダイレクトサムとしてのグループ(群)であるという命題によって。

p=p1...pn+1=p1...pn+1に対して、p=p1(p2...pn+1)=p1(p2...pn+1)、ここで、p2...pn+1,p2...pn+1G2...Gn+1、したがって、p1=p1およびp2...pn+1=p2...pn+1、本命題をn=2に対して適用することによって。

G2...Gn+1{G2,...,Gn+1}のダイレクトサムである、任意のグループ(群)、ファイナイト(有限)数のノーマルサブグループ(正規部分群)たちのダイレクトサムとして、に対して、当該ノーマルサブグループ(正規部分群)たちの任意のサブセット(部分集合)のプロダクトは、当該サブセット(部分集合)のダイレクトサムとしてのグループ(群)であるという命題によって。したがって、本命題をn=nに対して適用することによって、各2jn+1に対してpj=pj

したがって、各1jn+1に対してpj=pj

σに対して、σ1=1である時、p1...pn+1=pσ1...pσn+1、本命題をn=nに対して適用することによって; σ11である時、ある2kn+1に対してσ1=k、そして、p1...pn+1=p1(p2...pn+1)=(p2...pn+1)p1=p2(p3...pn+1p1)=(p3...pn+1p1)p2=...=pkpk+1...pn+1p1...pk1=pσ1pk+1...pn+1p1...pk1=pσ1...pσn+1、ここで、最後の前までのイコールたちは本命題をn=2に対して適用することによるものであり、最後のイコールは本命題をn=nに対して適用することによるものである。

したがって、本命題は、各2nに対して成立する。


参考資料


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