2024年10月27日日曜日

833: ベクトルたちバンドル(束)およびトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)たちカバーに対して、オープンサブセット(開部分集合)のベーシス(基底)と\(R^k\)のベーシス(基底)のプロダクトたちのトリビアライゼーションたち下のプリイメージ(前像)たちはトータルスペースのベーシス(基底)を構成する

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ベクトルたちバンドル(束)およびトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)たちカバーに対して、オープンサブセット(開部分集合)のベーシス(基底)と\(R^k\)のベーシス(基底)のプロダクトたちのトリビアライゼーションたち下のプリイメージ(前像)たちはトータルスペースのベーシス(基底)を構成することの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のベクトルたちバンドル(束)および任意のトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)たちカバーに対して、オープンサブセット(開部分集合)の任意のベーシス(基底)と\(R^k\)の任意のベーシス(基底)のプロダクトたちのトリビアライゼーションたち下のプリイメージ(前像)たちはトータルスペースのあるベーシス(基底)を構成するという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\((E, T, \pi)\): \(\in \{\text{ ランク } k \text{ の全てのベクトルたちバンドル(束)たち }\}\)
\(B\): \(\in \{\text{ 全てのアンカウンタブル(不可算)かもしれないインデックスセット(集合)たち }\}\)
\(\{U_\beta \vert \beta \in B\}\): \(\in \{T \text{ の全てのトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)たちカバーたち }\}\)
\(\{\Phi_\beta \vert \beta \in B\}\): \(\Phi_\beta: \pi^{-1} (U_\beta) \to U_\beta \times \mathbb{R}^k \in \{U_\beta \text{ 上方の全てのトリビアライゼーションたち }\}\)
\(\{B_\beta \vert \beta \in B\}\): \(B_\beta \in \{U_\beta \text{ の全てのベーシス(基底)たち }\}\)
\(\{B'_\beta \vert \beta \in B\}\): \(B'_\beta \in \{\mathbb{R}^k \text{ の全てのベーシス(基底)たち }\}\)
\(\{B''_\beta \vert \beta \in B\}\): \(= \{V \times V' \vert V \in B_\beta, V' \in B'_\beta\}\)
\(D\): \(= \{{\Phi_\beta}^{-1} (U) \vert \beta \in B, U \in B''_\beta\}\)
//

ステートメント(言明)たち:
\(D \in \{E \text{ の全てのベーシス(基底)たち }\}\)
//


2: 注


\(B'_\beta\)たちは、同一に選べるし、通常そう選ばれる。




3: 証明


全体戦略: ステップ1: \({\Phi_\beta}^{-1} (U) \subseteq E\)はオープン(開)であることを見る; ステップ2: 任意の\(p \in E\)および\(p\)の任意のネイバーフッド(近傍)\(N_p \subseteq E\)を取り、以下を満たすある\(U\)、つまり、\(p \in {\Phi_\beta}^{-1} (U) \subseteq N_p\)、を得るというゴールを設定する; ステップ3: \(p\)の以下を満たすあるオープンネイバーフッド(開近傍)\(U_p \subseteq E\)、つまり、\(U_p \subseteq N_p\)、を取り、\(\Phi_\beta (U_p \cap \pi^{-1} (U_\beta))\)および以下を満たすある\(U\)、つまり、\(\Phi_\beta (p) \in U \subseteq \Phi_\beta (U_p \cap \pi^{-1} (U_\beta))\)、を取る; ステップ4: \(p \in {\Phi_\beta}^{-1} (U) \subseteq U_p \subseteq N_p\)であることを見る。

ステップ1:

\(U \in B''_\beta \subseteq U_\beta \times \mathbb{R}^k\)はオープン(開)である、プロダクトトポロジーの定義によって。

\({\Phi_\beta}^{-1} (U) \subseteq E\)はオープン(開)である、なぜなら、\(\Phi_\beta\)はホメオモーフィズム(位相同形写像)であり、\({\Phi_\beta}^{-1} (U) \subseteq E\)はオープン(開)である。

ステップ2:

任意の\(p \in E\)および\(p\)の任意のネイバーフッド(近傍)\(N_p \subseteq E\)を取ろう。

以下を持たすある\(U_\beta \in \{U_\beta \vert \beta \in B\}\)、つまり、\(\pi (p) \in U_\beta\)、がある。

\(p \in \pi^{-1} (U_\beta)\)。

私たちのゴールは、以下を満たすある\(U \in B''_\beta\)、つまり、\(p \in {\Phi_\beta}^{-1} (U) \subseteq N_p\)、を得ることである。

ステップ3:

\(p\)の以下を満たすあるオープンネイバーフッド(開近傍)\(U_p \subseteq E\)、つまり、\(U_p \subseteq N_p\)、を取ろう。

\(\Phi_\beta (U_p \cap \pi^{-1} (U_\beta)) \subseteq U_\beta \times \mathbb{R}^k\)を取ろう、それは、\(\Phi_\beta (p)\)のオープンネイバーフッド(開近傍)である、なぜなら、\(U_p \cap \pi^{-1} (U_\beta)\)は\(\pi^{-1} (U_\beta)\)上でオープン(開)であり、\(\Phi_\beta\)はホメオモーフィズム(位相同形写像)である。

プロダクトトポロジーの定義によって、\(U_\beta\)のあるオープンサブセット(開部分集合)\(\tilde{V}\)および\(\mathbb{R}^k\)の以下を満たすあるオープンサブセット(開部分集合)\(\tilde{V'}\)、つまり、\(\Phi_\beta (p) \in \tilde{V} \times \tilde{V'} \subseteq \Phi_\beta (U_p \cap \pi^{-1} (U_\beta))\)、がある。

以下を満たすある\(V \in B_\beta\)、つまり、\(V \subseteq \tilde{V}\)、および以下を満たすある\(V' \in B'_\beta\)、つまり、\(V' \subseteq \tilde{V'}\)で\(\Phi_\beta (p) \in V \times V'\)、不可避に、\(V \times V' \subseteq \tilde{V} \times \tilde{V'}\)、がある。

\(U := V \times V' \in B''_\beta\)。

結局、\(\Phi_\beta (p) \in U \subseteq \tilde{V} \times \tilde{V'} \subseteq \Phi_\beta (U_p \cap \pi^{-1} (U_\beta))\)。

ステップ4:

\(p = {\Phi_\beta}^{-1} (\Phi_\beta (p)) \in {\Phi_\beta}^{-1} (U) \subseteq {\Phi_\beta}^{-1} (\Phi_\beta (U_p \cap \pi^{-1} (U_\beta))) = U_p \cap \pi^{-1} (U_\beta) \subseteq N_p\)。


参考資料


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