2024年12月29日日曜日

925: アファインシンプレックス(単体)、シンプレックスインテリア(内部)、バーテックス(頂点)に対して、シンプレックスインテリア(内部)上のポイントからバーテックス(頂点)へのラインセグメント(線分)はシンプレックスインテリア(内部)とバーテックス(頂点)のユニオン(和集合)内に含まれている

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

アファインシンプレックス(単体)、シンプレックスインテリア(内部)、バーテックス(頂点)に対して、シンプレックスインテリア(内部)上のポイントからバーテックス(頂点)へのラインセグメント(線分)はシンプレックスインテリア(内部)とバーテックス(頂点)のユニオン(和集合)内に含まれていることの記述/証明

話題


About: ベクトルたちスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のアファインシンプレックス(単体)、そのシンプレックスインテリア(内部)、その任意のバーテックス(頂点)に対して、シンプレックスインテリア(内部)上の任意のポイントから当該バーテックス(頂点)へのラインセグメント(線分)はシンプレックスインテリア(内部)と当該バーテックス(頂点)のユニオン(和集合)内に含まれているという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
V: { 全てのリアル(実)ベクトルたちスペース(空間)たち }
{p0,...,pn}: V, {V 上の全ての、ベースポイントたちのアファインインディペンデント(独立)セット(集合)たち }
[p0,...,pn]: = 当該アファインシンプレックス(単体) 
[p0,...,pn]: =[p0,...,pn] のシンプレックスインテリア(内部) 
p: [p0,...,pn]
ppk: =p から pk へのラインセグメント(線分) 
//

ステートメント(言明)たち:
ppk[p0,...,pn]{pk}
//


2: 自然言語記述


任意のリアル(実)ベクトルたちスペース(空間)VV上の任意の、ベースポイントたちのアファインインディペンデント(独立)セット(集合){p0,...,pn}、アファインシンプレックス(単体)[p0,...,pn][p0,...,pn]のシンプレックスインテリア(内部)[p0,...,pn]、任意のポイントp[p0,...,pn]に対して、pからpkへのラインセグメント(線分)ppk[p0,...,pn]{pk}内に包含されている、つまり、ppk[p0,...,pn]{pk}


3: 証明


全体戦略: ステップ1: ppkpkおよびpを用いてセット(集合)として表現する; ステップ2: ppkおよびpjpkたちのリニアコンビネーション(線形結合)として表現する; ステップ3: ステップ2の表現をステップ1表現内のpの中へ入れ、ppkの各要素が[p0,...,pn]上にあるかpkであるかであることを見る。

ステップ1:

ppk={pk+t(ppk)|0t1}

ステップ2:

p=j{0,1,...,n}{k}tj(pjpk)+pk、ここで、0<tjおよびj{0,1,...,n}{k}tj<1

ステップ3:

したがって、ppk={pk+t(j{0,1,...,n}{k}tj(pjpk)+pkpk)|0t1}={pk+j{0,1,...,n}{k}ttj(pjpk)|0t1}

0<tである時、0<ttjおよびj{0,1,...,n}{k}ttj<1、それが意味するのは、pk+j{0,1,...,n}{k}ttj(pjpk)[p0,...,pn]0=tである時、pk+j{0,1,...,n}{k}ttj(pjpk)=pk

したがって、ppk[p0,...,pn]{pk}


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>