2024年12月1日日曜日

880: トポロジカルスペース(空間)のサブセット(部分集合)たちのローカルにファイナイト(有限)なセット(集合)に対して、サブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)のクロージャー(閉包)はサブセット(部分集合)たちのクロージャー(閉包)たちのユニオン(和集合)である

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トポロジカルスペース(空間)のサブセット(部分集合)たちのローカルにファイナイト(有限)なセット(集合)に対して、サブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)のクロージャー(閉包)はサブセット(部分集合)たちのクロージャー(閉包)たちのユニオン(和集合)であることの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のトポロジカルスペース(空間)のサブセット(部分集合)たちのローカルにファイナイト(有限)な任意のセット(集合)に対して、当該サブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)のクロージャー(閉包)は当該サブセット(部分集合)たちのクロージャー(閉包)たちのユニオン(和集合)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(T\): \(\in \{\text{ 全てのトポロジカルスペース(空間)たち }\}\)
\(\{S_\beta \subseteq T \vert \beta \in B\}\): \(\in \{T \text{ のサブセット(部分集合)たちのローカルにファイナイト(有限)なセット(集合)たち }\}\)、ここで、\(B \in \{\text{ 全てのアンカウンタブル(不可算)かもしれないインデックスセット(集合)たち }\}\)
//

ステートメント(言明)たち:
\(\overline{\cup_{\beta \in B} S_\beta} = \cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta}\)
//


2: 自然言語記述


任意のトポロジカルスペース(空間)\(T\)、サブセット(部分集合)たちのローカルにファイナイト(有限)な任意のセット(集合)\(\{S_\beta \subseteq T \vert \beta \in B\}\)、ここで、\(B\)はアンカウンタブル(不可算)かもしれないインデックスセット(集合)、に対して、\(\overline{\cup_{\beta \in B} S_\beta} = \cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta}\)。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: \(\cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta} \subseteq \overline{\cup_{\beta \in B} S_\beta}\)であることを見る; ステップ2: \(\overline{\cup_{\beta \in B} S_\beta} \subseteq \cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta}\)であることを見る。

ステップ1:

\(\cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta} \subseteq \overline{\cup_{\beta \in B} S_\beta}\)、任意のトポロジカルスペース(空間)および任意のサブセット(部分集合)たちの任意のセット(集合)に対して、当該サブセット(部分集合)たちのクロージャー(閉包)たちのユニオン(和集合)は当該サブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)のクロージャー(閉包)内に包含されているという命題によって。

ステップ2:

\(\overline{\cup_{\beta \in B} S_\beta} \subseteq \cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta}\)であることを見る。

\(S := \cup_{\beta \in B} S_\beta\)を定義しよう。

各\(p \in \overline{S}\)に対して、\(p \in S\)または(\(p \notin S\)および\(p\)は\(S\)のあるアキューミュレーションポイント(集積点)である)、任意のサブセット(部分集合)のクロージャー(閉包)はサブセット(部分集合)とサブセット(部分集合)のアキューミュレーションポイント(集積点)たちセット(集合)のユニオン(和集合)であるという命題によって。

もしも、\(p \in S\)である場合、\(p \in S_\beta \subseteq \overline{S_\beta}\)、ある\(\beta \in B\)に対して、したがって、\(p \in \cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta}\)。

もしも、\(p \notin S\)および\(p\)は\(S\)のあるアキューミュレーションポイント(集積点)である場合、\(p\)の任意のネイバーフッド(近傍)\(N_p \subseteq T\)に対して、\(N_p \cap S \neq \emptyset\)。実のところ、ある固定した\(\beta \in B\)(それは、\(p\)に依存するかもしれない)に対して、\(p\)の任意のネイバーフッド(近傍)\(N_p \subseteq T\)に対して、\(N_p \cap S_\beta \neq \emptyset\)、なぜなら、もしも、\(p\)の以下を満たすあるネイバーフッド(近傍)\(N_{p, \beta}\)、つまり、\(N_{p, \beta} \cap S_\beta = \emptyset\)、が各\(\beta \in B\)に対してあったとしたら、\(S_\beta\)たち(ここで、\(\beta \in B\))の内のファイナイト(有限)数のものたち、\(\{S_j \vert j \in J\}\)(ここで、\(J \subseteq B\)は非空ファイナイト(有限)インデックスセット(集合))、のみと交わるある\(N'_p\)がある(もしも、それが空であったら、\(N'_p \cap S = \emptyset、\(p\)が\(S\)のアキューミュレーションポイント(集積点)であることに反する矛盾)が、\(N'_p \cap \cap_{j \in J} N_{p, j}\)は\(p\)のネイバーフッド(近傍)であり、\(\beta \in B\)である任意の\(S_\beta\)と交わらないということになり、それは\(S\)と交わらないということになる、\(p\)が\(S\)のアキューミュレーションポイント(集積点)であることに反する矛盾。

したがって、\(p\)はある\(\beta \in B\)に対して\(S_\beta\)のアキューミュレーションポイント(集積点)である、したがって、\(p \in \overline{S_\beta}\)。したがって、\(p \in \cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta}\)。

したがって、\(\overline{S} = \overline{\cup_{\beta \in B} S_\beta} \subseteq \cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta}\)。

したがって、\(\overline{\cup_{\beta \in B} S_\beta} = \cup_{\beta \in B} \overline{S_\beta}\)。


参考資料


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