2025年1月12日日曜日

952: 4-シンメトリックグループ(対称群)に対して、4-オルタネイティンググループ(交代群)がオーダー12を持つ唯一のサブグループ(部分群)である

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4-シンメトリックグループ(対称群)に対して、4-オルタネイティンググループ(交代群)がオーダー12を持つ唯一のサブグループ(部分群)であることの記述/証明

話題


About: グループ(群)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、4-シンメトリックグループ(対称群)に対して、4-オルタネイティンググループ(交代群)がオーダー12を持つ唯一のサブグループ(部分群)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
S4: = 4 -シンメトリックグループ(対称群) 
A4: = the 4 -オルタネイティンググループ(交代群) 
//

ステートメント(言明)たち:
{S4 の全てのサブグループ(部分群)たち  でオーダー12を持つもの }={A4}
//


2: 証明


全体戦略: ステップ1: A4S4のサブグループ(部分群)でオーダー12を持つものであることを見る; ステップ2: S4は、1、6個の2-サイクル(巡回置換)たち、8個の3-サイクル(巡回置換)たち、6個の4-サイクル(巡回置換)たち、ディスジョイント(互いに素な)2-サイクル(巡回置換)たちの3個のプロダクトたち、から成る; ステップ3: オーダー12の任意のサブグループ(部分群)は3個の4-サイクル(巡回置換)たちを持てないことを見る; ステップ4: オーダー12の任意のサブグループ(部分群)は2個だけの4-サイクル(巡回置換)たちを持てないことを見る; ステップ5: オーダー12のあるサブグループ(部分群)は4-サイクル(巡回置換)を持たないと仮定し、当該サブグループ(部分群)は2-サイクル(巡回置換)を持てないことを見る。

ステップ1:

A4S4のサブグループ(部分群)である: n-オルタネイティンググループ(交代群)の定義の "注"を参照。

|S4|=4!=24|A4|=|S4|/2=24/2=12任意のファイナイト(有限)要素たちの任意のシーケンス(列)に対して、パーミュテーション(並べ替え)たちのセット(集合)は同一数の偶パーミュテーション(並べ替え)たちと奇パーミュテーション(並べ替え)たちを持つという命題によって。

ステップ2:

S4は、1、6個の2-サイクル(巡回置換)たち、8個の3-サイクル(巡回置換)たち、6個の4-サイクル(巡回置換)たち、ディスジョイント(互いに素な)2-サイクル(巡回置換)たちの3個のプロダクトたち、から成る: 6=43/2; 8=432/3; 6=4321/4; 3=43/2/2: (a,b)(c,d)というタイプの要素たちを数えるには、(a,b)たちは43/2パターンたちを持つ(各(a,b)に対して、(c,d)はユニークに決定される)、しかし、(a,b)(c,d)(c,d)(a,b) がダブルでカウントされている、したがって、最後の/2が必要。

ステップ3:

これ以降、任意のシンメトリックグループ(対称群)上のサイクル(巡回置換)たちのいくつかのマルチプリケーション(積)たちに関するあるメモが使われる。

あるサブグループ(部分群)でオーダー12を持つがA4でないものがあったと仮定しよう。

それが意味するのは、当該サブグループ(部分群)は少なくとも1個の奇パーミュテーション(並べ替え)を包含していたということ。

奇パーミュテーション(並べ替え)たちは、6個の2-サイクル(巡回置換)たちおよび6個の4-サイクル(巡回置換)たちである: 例えば、(1,2,3,4)=(2,3)(3,4)(1,4)

当該サブグループ(部分群)は3個の4-サイクル(巡回置換)たちを持てないことを見よう。

当該サブグループ(部分群)は3個の4-サイクル(巡回置換)たちを持っていたと仮定し、矛盾を見つけよう。

(1,2,3,4)が当該サブグループ(部分群)内の第1の4-サイクル(巡回置換)であるとしよう: (1,2,4,3)のような他のケースを考慮する必要はない、なぜなら、それは、単に{1,2,3,4}の要素たちの名前たちを変えただけである: 重要なのは、第1の4-サイクル(巡回置換)と第3の4-サイクル(巡回置換)の間の関係であり(第2の4-サイクル(巡回置換)は自動的に決定される、下で見られるとおり)第1の4-サイクル(巡回置換)が何かではない。

当該サブグループ(部分群)は、{1,(1,2,3,4),(1,2,3,4)2=(1,3)(2,4),(1,2,3,4)3=(1,4,3,2)}を持っていた。

当該サブグループ(部分群)は、不可避に第2の4-サイクル(巡回置換)(1,4,3,2)を持っていたことになる。

当該サブグループ(部分群)は第3の4-サイクル(巡回置換)を持ち得ないことを見よう。

考慮するべきケースたちは、第3の4-サイクル(巡回置換)は(1,2,4,3)または(1,3,2,4)であったというものだけである: (1,3,4,2)および(1,4,2,3)は、それぞれ、(1,2,4,3)および(1,3,2,4)ケースたちの含まれる: (1,3,4,2)3=(1,2,4,3)および(1,4,2,3)3=(1,3,2,4)

(1,2,4,3)が第3の4-サイクル(巡回置換)であるとしよう。

当該サブグループ(部分群)は、{1,(1,2,4,3),(1,2,4,3)2=(1,4)(2,3),(1,2,4,3)3=(1,3,4,2)}を持っていた。

(1,2,3,4)(1,2,4,3)=(1,3,2)

したがって、当該サブグループ(部分群)は、{1,(1,3,2),(1,3,2)2=(1,2,3)}を持っていた。

(1,2,4,3)(1,2,3,4)=(1,4,2)

したがって、当該サブグループ(部分群)は、{1,(1,4,2),(1,4,2)2=(1,2,4)}を持っていた。

(1,4,2)(1,3)(2,4)=(1,3,4)

したがって、当該サブグループ(部分群)は、{1,(1,3,4),(1,3,4)2=(1,4,3)}を持っていた。

したがって、当該サブグループ(部分群)は、12個より多くの要素たちを持っていた。

(1,3,2,4)が第3の4-サイクル(巡回置換)であるとしよう。

当該サブグループ(部分群)は、{1,(1,3,2,4),(1,3,2,4)2=(1,2)(3,4),(1,3,2,4)3=(1,4,2,3)}を持っていた。

(1,2,3,4)(1,3,2,4)=(1,4,2)

したがって、当該サブグループ(部分群)は、{1,(1,4,2),(1,4,2)2=(1,2,4)}を持っていた。

(1,3,2,4)(1,2,3,4)=(1,4,3)

したがって、当該サブグループ(部分群)は、{1,(1,4,3),(1,4,3)2=(1,3,4)}を持っていた。

(1,4,3)(1,3)(2,4)=(2,3,4)

したがって、当該サブグループ(部分群)は、{1,(2,3,4),(2,3,4)2=(2,4,3)}を持っていた。

したがって、当該サブグループ(部分群)は、12より多くの要素たちを持っていた。

したがって、当該サブグループ(部分群)は、2個より多くの4-サイクル(巡回置換)たちを持てない: 可能な選択肢たちは、当該サブグループ(部分群)は4-サイクル(巡回置換)を持たないか2個だけの4-サイクル(巡回置換)たちを持つかである。

ステップ4:

当該サブグループ(部分群)は、2個だけの4-サイクル(巡回置換)たちを持てないことを見よう。

当該サブグループ(部分群)は2個だけの4-サイクル(巡回置換)たちを持っていたと仮定しよう。

(1,2,3,4)が当該サブグループ(部分群)内の第1の4-サイクル(巡回置換)であるとしよう: (1,2,4,3)のような他のケースを考慮する必要はない、なぜなら、それは、単に{1,2,3,4}の要素たちの名前たちを変えただけである。

当該サブグループ(部分群)は、{1,(1,2,3,4),(1,2,3,4)2=(1,3)(2,4),(1,2,3,4)3=(1,4,3,2)}を持っていた。

ステップ4戦略: 当該サブグループ(部分群)内にいることができないものたちを見、それ以外の要素たちだけでは当該サブグループ(部分群)を生成できないことを見る。

(1,2)は当該サブグループ(部分群)内にいることができない、なぜなら、(1,2)(1,3)(2,4)=(1,3,2,4)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(3,4)は当該サブグループ(部分群)内にいることができない、なぜなら、(3,4)(1,3)(2,4)=(1,4,2,3)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(1,2,3)は当該サブグループ(部分群)内にいることができない、なぜなら、(1,2,3)(1,2,3,4)=(1,3,4,2)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(1,2,4)は当該サブグループ(部分群)内にいることができない、なぜなら、(1,2,4)(1,2,3,4)=(1,4,2,3)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(1,3,2)は当該サブグループ(部分群)内にいることができない、なぜなら、(1,3,2)2=(1,2,3)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいないことが既に知られている。

(1,4,3)は当該サブグループ(部分群)内にいることができない、なぜなら、(1,4,3)(1,2,3,4)=(1,2)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいないことが既に知られている。

(2,3,4)は当該サブグループ(部分群)内にいることができない、なぜなら、(2,3,4)(1,2,3,4)=(1,3,2,4)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(2,4,3)は当該サブグループ(部分群)内にいることができない、なぜなら、(2,4,3)2=(2,3,4)それは、当該サブグループ(部分群)内にいないことが既に知られている。

したがって、2個の2-サイクル(巡回置換)たちおよび6個の3-サイクル(巡回置換)たちは当該サブグループ(部分群)内にいることができない。

他の4個の4-サイクル(巡回置換)たちも当該サブグループ(部分群)内にいないので、2+6+4=12要素たちが既に除外されており、他の要素たち全てが当該サブグループ(部分群)内にいる必要がある。

したがって、(1,3,4)および(2,4)は当該サブグループ(部分群)内にいる必要がある、しかし、(1,3,4)(2,4)=(1,3,4,2)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

したがって、当該サブグループ(部分群)は存在しない。

ステップ5:

当該サブグループ(部分群)は4-サイクル(巡回置換)を持たないと仮定しよう。

(1,2)が当該サブグループ(部分群)内にいたと仮定しよう: (3,4)のような他のケースを考慮する必要はない、なぜなら、それは、単に{1,2,3,4}の要素たちの名前たちを変えただけである。

当該サブグループ(部分群)内にいることができないものたちを見よう。

(1,3,4)は当該サブグループ(部分群)内にいなかった、なぜなら、(1,2)(1,3,4)=(1,3,4,2)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(1,4,3)は当該サブグループ(部分群)内にいなかった、なぜなら、(1,2)(1,4,3)=(1,4,3,2)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(2,3,4)は当該サブグループ(部分群)内にいなかった、なぜなら、(1,2)(2,3,4)=(1,2,3,4)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(2,4,3)は当該サブグループ(部分群)内にいなかった、なぜなら、(1,2)(2,4,3)=(1,2,4,3)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(1,3)(2,4)は当該サブグループ(部分群)内にいなかった、なぜなら、(1,2)(1,3)(2,4)=(1,3,2,4)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

(1,4)(2,3)は当該サブグループ(部分群)内にいなかった、なぜなら、(1,2)(1,4)(2,3)=(1,4,2,3)、それは、当該サブグループ(部分群)内にいることができない、本ステップの仮定によって。

したがって、4個の3-サイクル(巡回置換)たちおよびディスジョイント(互いに素)2-サイクル(巡回置換)たちの2個のプロダクトたちが除外された。

6個全ての4-サイクル(巡回置換)たちも除外されたから、4+2+6=12要素たちが既に除外されており、他の全ての要素たちが当該サブグループ(部分群)内にいる必要がある。

したがって、(1,3)および(2,4)は当該サブグループ(部分群)内にいる必要がある、しかし、(1,3)(2,4)は当該サブグループ(部分群)内にいることができない。

したがって、2-サイクル(巡回置換)は1つも当該サブグループ(部分群)内にいることができない。

それが意味するのは、奇パーミュテーション(並べ替え)は1つも当該サブグループ(部分群)内にいることができないということ。

したがって、A4が、S4の唯一のオーダー12サブグループ(部分群)である。


参考資料


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