2025年3月9日日曜日

1032: ファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)とそのコベクトルたちスペース(空間)の間の元のスペース(空間)ベーシス(基底)に関するカノニカル(正典)'ベクトルたちスペース(空間)たち - リニア(線形)モーフィズム(射)たち'アイソモーフィズム(同形写像)

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

ファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)とそのコベクトルたちスペース(空間)の間の元のスペース(空間)ベーシス(基底)に関するカノニカル(正典)'ベクトルたちスペース(空間)たち - リニア(線形)モーフィズム(射)たち'アイソモーフィズム(同形写像)の定義

話題


About: ベクトルたちスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、ファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)とそのコベクトルたちスペース(空間)の間の元のスペース(空間)ベーシス(基底)に関するカノニカル(正典)'ベクトルたちスペース(空間)たち - リニア(線形)モーフィズム(射)たち'アイソモーフィズム(同形写像)の定義を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\( F\): \(\in \{\text{ 全てのフィールド(体)たち }\}\)
\( V\): \(\in \{\text{ 全てのファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元) } F \text{ ベクトルたちスペース(空間)たち }\}\)
\( V^*\): \(= L (V: F)\)
\( J\): \(\in \{\text{ 全てのファイナイト(有限)インデックスセット(集合)たち }\}\)
\( B\): \(\in \{\text{ に対する全てのベーシス(基底)たち } V\}\), \(= \{b_j \vert j \in J\}\)
\( B^*\): \(= B \text{ のデュアルベーシス(基底) }\)、\(= \{b^j \vert j \in J\}\)
\(*f\): \(: V \to V^*, v^j b_j \mapsto \sum_{j \in J} v^j b^j\), \(\in \{\text{ 全ての'ベクトルたちスペース(空間)たち - リニア(線形)モーフィズム(射)たち'アイソモーフィズム(同形写像)たち }\}\)
//

コンディションたち:
//

\(f\)は\(B\)の選択に依存する("注"内にて見られるとおり)、それが、本概念が"元のスペース(空間)ベーシス(基底)に関する"付きで呼ばれている理由である。


2: 注


\(f\)は本当に'ベクトルたちスペース(空間)たち - リニア(線形)モーフィズム(射)たち'アイソモーフィズム(同形写像)である、任意のベクトルたちスペース(空間)間において、任意のベーシス(基底)を任意のベーシス(基底)の上へバイジェクティブ(全単射)にマップし当該マッピングをリニア(線形)に拡張する任意のマップ(写像)は'ベクトルたちスペース(空間)たち - リニア(線形)モーフィズム(射)たち'アイソモーフィズム(同形写像)であるという命題によって。

\(f\)は\(B\)の選択に依存することを見よう。

\(B' = \{b'_j \vert j \in J\}\)を\(V\)に対する別のベーシス(基底)としよう。

\(b'_j = b_l M^l_j\)、あるインバーティブル(可逆)マトリックス(行列)\(M\)に対して。したがって、\(b_j = b'_l {M^{-1}}^l_j\)。

\(B'\)のデュアルベーシス(基底)\(B'^* = \{b'^j \vert j \in J\}\)は\(\{{M^{-1}}^j_l b^l\}\)である、任意のファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)ベクトルたちスペース(空間)に対して、当該ベクトルたちスペース(空間)に対する任意のベーシス(基底)たちに関する、コベクトルたちスペース(空間)に対するデュアルベーシス(基底)たちのトランジション(遷移)はこれであるという命題によって。

\(B'\)に関するカノニカル(正典)'ベクトルたちスペース(空間)たち - リニア(線形)モーフィズム(射)たち'アイソモーフィズム(同形写像)\(f': V \to V^*\)は\(b_j = {M^{-1}}^l_j b'_l\)を\(\sum_{l \in J} {M^{-1}}^l_j b'^l = \sum_{l \in J} {M^{-1}}^l_j {M^{-1}}^l_m b^m\)へマップする、それは一般に\(b^j\)に等しくない。実のところ、\(M\)がオーソゴーナル(対角)である時は、\(M^m_l = {M^{-1}}^l_m\)、そして、\(= \sum_{m \in J} {M^{-1}}^l_j M^m_l b^m = \sum_{m \in J} \delta^m_j b^m = b^j\)。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>