2024年7月7日日曜日

667: プリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)上方のレクタングルマトリックス(長方行列)に対して、いくつかのタイプたちの行たちまたは列たちオペレーションたちで、それらの各々は、インバーティブル(可逆)マトリックス(行列)による左または右からのマルチプリケーション(積)として表わされる、ものたちがある

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話題


About: リング(環)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)上方の任意のレクタングルマトリックス(長方行列)に対して、いくつかのタイプたちの行たちまたは列たちオペレーションたちで、それらの各々は、あるインバーティブル(可逆)マトリックス(行列)による左または右からのマルチプリケーション(積)として表わされる、ものたちがあるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
R: { 全てのプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)たち }
U: {R の全てのユニットたち }
M: {R 上方の全てのm x nマトリックス(行列)たち }
u: U
t: R
{r,s}: {1,...,m}
v: {1,...,n}
d: gcd(Mvr,Mvs)
{w,x}: R, wMvr+xMvs=d
I: = m x mアイデンティティマトリックス(単位行列) 
A(r,u): =I の (r,r)1 が u によって置き換えられたもの 
B(r,s): =I の (r,r)1 が 0 によって置き換えられ、 (r,s)0 が 1 によって置き換えられ、 (s,r)0 が 1 によって置き換えられ、 (s,s)1 が 0 によって置き換えられたもの 
C(r,s,t): =I の (s,r)0 が t によって置き換えられたもの 
D(r,s,v,d,w,x): =I の (r,r)1 が w によって置き換えられ、 (r,s)0 が x によって置き換えられ、 (s,r)0 が Mvs/d によって置き換えられ , (s,s)1 が Mvr/d によって置き換えられたもの 
{r,s}: {1,...,n}
v: {1,...,m}
d: gcd(Mrv,Msv)
{w,x}: R, wMrv+xMsv=d
I: = n x nアイデンティティマトリックス(単位行列) 
A(r,u): =I の (r,r)1 が u によって置き換えられたもの 
B(r,s): =I の (r,r)1 が 0 によって置き換えられ、 (s,r)0 が 1 によって置き換えられ、 (r,s)0 が 1 によって置き換えられ、 (s,s)1 が 0 によって置き換えられたもの 
C(r,s,t): =I の (r,s)0 が t によって置き換えられたもの 
D(r,s,v,d,w,x): =I の (r,r)1 が w によって置き換えられ、 (s,r)0 が x によって置き換えられ、 (r,s)0 が Msv/d によって置き換えられ、  (s,s)1 が Mrv/d によって置き換えられたもの 
//

ステートメント(言明)たち:
A(r,u)Mは、r番目行をu倍にする

B(r,s)Mは、r番目行とs番目行をスワップ(入れ替え)する

C(r,s,t)Mは、r番目行をt倍したものをs番目行に加える

D(r,s,v,d,w,x)Mは、r番目行を、r番目行をw倍したものプラスs番目行をx倍したもので置き換え、s番目行を、r番目行をMvs/d倍したものプラスs番目行をMvr/d倍したもので置き換え、結果が、(D(r,s,v,d,w,x)M)vr=dおよび(D(r,s,v,d,w,x)M)vs=0になる

A(r,u)1(A(r,u)1A(r,u)=A(r,u)A(r,u)1=I)

B(r,s)1(B(r,s)1B(r,s)=B(r,s)B(r,s)1=I)

C(r,s,t)1(C(r,s,t)1C(r,s,t)=C(r,s,t)C(r,s,t)1=I)

D(r,s,v,d,w,x)1(D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x)=D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1=I)

MA(r,u)は、r番目列をu倍にする

MB(r,s)は、r番目列とs番目列をスワップ(入れ替え)する

MC(r,s,t)は、r番目列をt倍したものをs番目列に加える

MD(r,s,v,d,w,x)は、r番目列を、r番目列をw倍したものプラスs番目列をx倍したもので置き換え、s番目列を、r番目列をMsv/d倍したものプラスs番目列をMrv/d倍したもので置き換え、結果が、(MD(r,s,v,d,w,x))rv=dおよび(MD(r,s,v,d,w,x))sv=0になる

A(r,u)1(A(r,u)1A(r,u)=A(r,u)A(r,u)1=I)

B(r,s)1(B(r,s)1B(r,s)=B(r,s)B(r,s)1=I)

C(r,s,t)1(C(r,s,t)1C(r,s,t)=C(r,s,t)C(r,s,t)1=I)

D(r,s,v,d,w,x)1(D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x)=D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1=I)
//

d{w,x}d{w,x}は存在する、任意のプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)は最大共通ディバイザー(因子)たちドメインであり、プリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)上の各2要素たちに対して、最大共通ディバイザー(因子)たちの内の各々は、当該2要素たちによるプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)たちのサム(合計)がそれによってプリンシパル(主要)アイディアル(イデアル)であるというものであるという命題によって。


2: 自然言語記述


任意のプリンシパル(主要な)インテグラルドメイン(整域)R、ユニットたちのセット(集合)UR上方のmxnマトリックス(行列)M、任意のuU、任意のtR、任意の{r,s}{1,...,m}、任意のv{1,...,n}、任意のdgcd(Mvr,Mvs)、以下を満たす任意の{w,x}R、つまり、wMvr+xMvs=dmxmアイデンティティマトリックス(単位行列)II の (r,r)1 が u によって置き換えられたもの A(r,u)I の (r,r)1 が 0 によって置き換えられ、 (r,s)0 が 1 によって置き換えられ、 (s,r)0 が 1 によって置き換えられ、 (s,s)1 が 0 によって置き換えられたもの B(r,s)I の (s,r)0 が t によって置き換えられたもの C(r,s,t)I の (r,r)1 が w によって置き換えられ、 (r,s)0 が x によって置き換えられ、 (s,r)0 が Mvs/d によって置き換えられ , (s,s)1 が Mvr/d によって置き換えられたもの D(r,s,v,d,w,x)に対して、A(r,u)Mは、r番目行をu倍にする、B(r,s)Mは、r番目行とs番目行をスワップ(入れ替え)する、C(r,s,t)Mは、r番目行をt倍したものをs番目行に加える、D(r,s,v,d,w,x)Mは、r番目行を、r番目行をw倍したものプラスs番目行をx倍したもので置き換え、s番目行を、r番目行をMvs/d倍したものプラスs番目行をMvr/d倍したもので置き換え、結果が、(D(r,s,v,d,w,x)M)vr=dおよび(D(r,s,v,d,w,x)M)vs=0になる、A(r,u)1(A(r,u)1A(r,u)=A(r,u)A(r,u)1=I)B(r,s)1(B(r,s)1B(r,s)=B(r,s)B(r,s)1=I)C(r,s,t)1(C(r,s,t)1C(r,s,t)=C(r,s,t)C(r,s,t)1=I)D(r,s,v,d,w,x)1(D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x)=D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1=I)

任意の{r,s}{1,...,n}、任意のv{1,...,m}、任意のdgcd(Mrv,Msv)、以下を満たす任意の{w,x}R、つまり、wMrv+xMsv=dnxnアイデンティティマトリックス(単位行列)II の (r,r)1 が u によって置き換えられたもの A(r,u)I の (r,r)1 が 0 によって置き換えられ、 (s,r)0 が 1 によって置き換えられ、 (r,s)0 が 1 によって置き換えられ、 (s,s)1 が 0 によって置き換えられたもの B(r,s)I の (r,s)0 が t によって置き換えられたもの C(r,s,t)I の (r,r)1 が w によって置き換えられ、 (s,r)0 が x によって置き換えられ、 (r,s)0 が Msv/d によって置き換えられ、  (s,s)1 が Mrv/d によって置き換えられたもの D(r,s,v,d,w,x)に対して、MA(r,u)は、r番目列をu倍にする、MB(r,s)は、r番目列とs番目列をスワップ(入れ替え)する、MC(r,s,t)は、r番目列をt倍したものをs番目列に加える、MD(r,s,v,d,w,x)は、r番目列を、r番目列をw倍したものプラスs番目列をx倍したもので置き換え、s番目列を、r番目列をMsv/d倍したものプラスs番目列をMrv/d倍したもので置き換え、結果が、(MD(r,s,v,d,w,x))rv=dおよび(MD(r,s,v,d,w,x))sv=0になる、A(r,u)1(A(r,u)1A(r,u)=A(r,u)A(r,u)1=I)B(r,s)1(B(r,s)1B(r,s)=B(r,s)B(r,s)1=I)C(r,s,t)1(C(r,s,t)1C(r,s,t)=C(r,s,t)C(r,s,t)1=I)D(r,s,v,d,w,x)1(D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x)=D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1=I)


3: 注


Rはフィールド(体)であると仮定されていないので、ある行またはある列をRの恣意的な要素倍することは、インバーティブルマトリックス(可逆行列)として表現されないかもしれない。D(r,s,v,d,w,x)およびD(r,s,v,d,w,x)は、その欠点を埋め合わせるために導入された: もしも、Rがフィールド(体)であると仮定されていたら、任意のDまたはDオペレーションは、AおよびCまたはAおよびCオペレーションたちによって実行できたものである。

本命題は、それらが可能なオペレーションたちの全てであるとは主張しない; それらオペレーションたちは、Mをあるスミスノーマルフォーム(正規形)へ導くために挙げられたのである。


4: 証明


これ以降、任意のマトリックス(行列)N(j,k)コンポーネントをNkjとして表記しよう。

A(r,u)Mr番目行をu倍にする、ということを見よう。

(A(r,u)M)lj=kA(r,u)kjMlk=A(r,u)jjMlj

jrである時、=Mljj=rである時、=uMlr

それが意味するのは、r番目行のみがu倍されるということ。

A(r,u)1(A(r,u)1A(r,u)=A(r,u)A(r,u)1=I)、であることを見よう。

A(r,u)1を、I(r,r) 1がu1によって置き換えられたものと定義しよう。

(A(r,u)1A(r,u))lj=kA(r,u)1kjA(r,u)lk=A(r,u)1jjA(r,u)ljjlである時、=0j=lである時、=A(r,u)1jjA(r,u)jj; jrである時、=11=1; j=rである時、=u1u=1

したがって、A(r,u)1A(r,u)=I

(A(r,u)A(r,u)1)lj=kA(r,u)kj(A(r,u)1)lk=A(r,u)jj(A(r,u)1)ljjlである時、=0j=lである時、=A(r,u)jj(A(r,u)1)jj; jrである時、=11=1; j=rである時、=A(r,u)rr(A(r,u)1)rr=uu1=1

したがって、A(r,u)A(r,u)1=I

B(r,s)Mr番目行とs番目行をスワップ(入れ替え)する、ことを見よう。

(B(r,s)M)lj=kB(r,s)kjMlk

j{r,s}である時、=B(r,s)jjMlj=Mlj

j=rである時、=kB(r,s)krMlk=Mls

j=sである時、=kB(r,s)ksMlk=Mlr

それが意味するのは、r番目行とs番目行がスワップ(入れ替え)されるということ。

B(r,s)1(B(r,s)1B(r,s)=B(r,s)B(r,s)1=I)であることを見よう。

B(r,s)1:=B(r,s)と定義しよう。

(B(r,s)1B(r,s))lj=kB(r,s)kjB(r,s)lk

j{r,s}である時、=B(r,s)jjB(r,s)lj=B(r,s)lj=δlj

j=rである時、=kB(r,s)krB(r,s)lk=B(r,s)ls、それは、l=rである時、1で、その他の時、0

j=sである時、=kB(r,s)ksB(r,s)lk=B(r,s)lr、それは、l=sである時、1、その他の時、0

したがって、B(r,s)1B(r,s)=B(r,s)B(r,s)1=I

C(r,s,t)Mr番目行をt倍したものをs番目行に加える、ことを見よう。

(C(r,s,t)M)lj=kC(r,s,t)kjMlk

jsである時、=kC(r,s,t)jjMlj=Mlj

j=sである時、=kC(r,s,t)ksMlk=tMlr+Mls

それが意味するのは、r番目行をt倍したものがs番目行に加えられるということ。

C(r,s,t)1(C(r,s,t)1C(r,s,t)=C(r,s,t)C(r,s,t)1=I)、であることを見よう。

C(r,s,t)1を、I(s,r) 0tによって置き換えられたものと定義しよう。

(C(r,s,t)1C(r,s,t))lj=k(C(r,s,t)1)kjC(r,s,t)lk

jsである時、=(C(r,s,t)1)jjC(r,s,t)lj=C(r,s,t)lj=δlj

j=sである時、=k(C(r,s,t)1)ksC(r,s,t)lk=tC(r,s,t)lr+1C(r,s,t)ls; l=sである時、=t0+11=1; l=rである時、=t1+1t=0; その他の時、=t0+10=0

したがって、C(r,s,t)1C(r,s,t)=I

(C(r,s,t)C(r,s,t)1)lj=kC(r,s,t)kj(C(r,s,t)1)lk

jsである時、=C(r,s,t)jj(C(r,s,t)1)lj=(C(r,s,t)1)lj=δlj

j=sである時、=kC(r,s,t)ks(C(r,s,t)1)lk=t(C(r,s,t)1)lr+1(C(r,s,t)1)ls; l=sである時、=t0+11=1; l=rである時、=t1+1(t)=0; その他の時、=t0+0=0

したがって、C(r,s,t)C(r,s,t)1=I

D(r,s,v,d,w,x)Mr番目行を、r番目行をw倍したものプラスs番目行をx倍したもので置き換え、s番目行を、r行をMvs/d倍したものプラスs番目行をMvr/d倍したものによって置き換える、ことを見よう。

(D(r,s,v,d,w,x)M)lj=kD(r,s,v,d,w,x)kjMlk

j{r,s}である時、=kD(r,s,v,d,w,x)jjMlj=Mlj

j=rである時、=kD(r,s,v,d,w,x)krMlk=wMlr+xMls。特に、(D(r,s,v,d,w,x)M)vr=wMvr+xMvs=d

j=sである時、=kD(r,s,v,d,w,x)ksMlk=(Mvs/d)Mlr+(Mvr/d)Mls。特に、(D(r,s,v,d,w,x)M)vs=(Mvs/d)Mvr+(Mvr/d)Mvs=0

それが意味するのは、r番目行は、r番目行をw倍したものプラスs番目行をx倍したもので置き換えられ、s番目行は、r番目行をMvs/d倍したものプラスs番目行をMvr/d倍したもので置き換えられるということ。

D(r,s,v,d,w,x)1(D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x)=D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1=I)であることを見よう。

D(r,s,v,d,w,x)1を、I(r,r) 1Mvr/dによって置き換えられ、(r,s) 0xによって置き換えられ、(s,r) 0Mvs/dによって置き換えられ、(s,s) 1wによって置き換えられたものとしよう。

以下が後に使われる: wMvr+xMvs=dから、w(Mvr/d)d+x(Mvs/d)d=(w(Mvr/d)+x(Mvs/d))d=d=1d、それが含意するのは、w(Mvr/d)+x(Mvs/d)=1任意のインテグラルドメイン(整域)上でキャンセレーションルールが成立するという命題によって。

(D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x))lj=k(D(r,s,v,d,w,x)1)kjD(r,s,v,d,w,x)lk

j{r,s}である時、=k(D(r,s,v,d,w,x)1)jjD(r,s,v,d,w,x)lj=1D(r,s,v,d,w,x)lj=δlj

j=rである時、=k(D(r,s,v,d,w,x)1)krD(r,s,v,d,w,x)lk=(Mvr/d)D(r,s,v,d,w,x)lr+xD(r,s,v,d,w,x)ls; l=sである時、=(Mvr/d)x+x(Mvr/d)=0; l=rである時、=(Mvr/d)w+x(Mvs/d)=w(Mvr/d)+x(Mvs/d)=1; その他の時、=(Mvr/d)0+x0=0

したがって、D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x)=I

(D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1)lj=kD(r,s,v,d,w,x)kj(D(r,s,v,d,w,x)1)lk

j{r,s}である時、=D(r,s,v,d,w,x)jj(D(r,s,v,d,w,x)1)lj=1(D(r,s,v,d,w,x)1)lj=δlj

j=rである時、=kD(r,s,v,d,w,x)kr(D(r,s,v,d,w,x)1)lk=w(D(r,s,v,d,w,x)1)lr+x(D(r,s,v,d,w,x)1)ls; l=sである時、=w(x)+xw=0; l=rである時、=w(Mvr/d)+x(Mvs/d)=1; その他の時、=w0+x0=0

したがって、D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1=I

Let us see that MA(r,u) multiplies the r-th column by u. MA(r,u)r番目列をu倍にすることを見よう。

(MA(r,u))lj=kMkjA(r,u)lk=MljA(r,u)ll

lrである時、=Mljl=rである時、=Mrju

それが意味するのは、r番目列だけがu倍されるということ。

A(r,u)1(A(r,u)1A(r,u)=A(r,u)A(r,u)1=I)であることを見よう。

A(r,u)1を、I(r,r) 1がu1によって置き換えられたものとしよう。

A(r,u)1A(r,u)=A(r,u)A(r,u)1=Iは、A(r,u)ケースと同じである。

MB(r,s)r番目列とs番目列をスワップ(入れ替え)することを見よう。

(MB(r,s))lj=kMkjB(r,s)lk

l{r,s}である時、=MljB(r,s)ll=Mlj

l=rである時、=kMkjB(r,s)rk=Msj

l=sである時、=kMkjB(r,s)sk=Mrj

それが意味するのは、r番目列とs番目列はスワップ(入れ替え)されるということ。

B(r,s)1(B(r,s)1B(r,s)=B(r,s)B(r,s)1=I)であることを見よう。

B(r,s)1:=B(r,s)と定義しよう。

B(r,s)1B(r,s)=B(r,s)B(r,s)1=Iは、B(r,s)ケースと同じである。

MC(r,s,t)r番目列をt倍したものをs番目列へ加えることを見よう。

(MC(r,s,t))lj=kMkjC(r,s,t)lk

lsである時、=MljC(r,s,t)ll=Mlj

l=sである時、=kMkjC(r,s,t)sk=Mrjt+Msj

それが意味するのは、r番目列をt倍したものがs番目列に加えられるということ。

C(r,s,t)1(C(r,s,t)1C(r,s,t)=C(r,s,t)C(r,s,t)1=I)であることを見よう。

C(r,s,t)1を、I(r,s) 0tによって置き換えられたものと定義しよう。

C(r,s,t)1C(r,s,t)=C(r,s,t)C(r,s,t)1=Iは、C(r,s,t)ケースと同じである。

MD(r,s,v,d,w,x)r番目列を、r番目列をw倍したものプラスs番目列をx倍したもので置き換え、s番目列を、r番目列をMsv/d倍したものプラスs番目列をMrv/d倍したもので置き換える、ことを見よう。

(MD(r,s,v,d,w,x))lj=kMkjD(r,s,v,d,w,x)lk

l{r,s}である時、=kMljD(r,s,v,d,w,x)ll=Mlj

l=rである時、=kkMkjD(r,s,v,d,w,x)rk=Mrjw+Msjx。特に、(MD(r,s,v,d,w,x))rv=Mrvw+Msvx=d

l=sである時、=kMkjD(r,s,v,d,w,x)sk=Mrj(Msv/d)+Msj(Mrv/d)。特に、(MD(r,s,v,d,w,x))sv=Mrv(Msv/d)+Msv(Mrv/d)=0

それが意味するのは、r番目列は、r番目列をw倍したものプラスs番目列をx倍したもので置き換えられ、s番目列は、r番目列をMsv/d倍したものプラスs番目列をMrv/d倍したもので置き換えられる、ということ。

D(r,s,v,d,w,x)1(D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x)=D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1=I)であることを見よう。

D(r,s,v,d,w,x)1を、I(r,r) 1Mrv/dによって置き換えられ、(s,r) 0xによって置き換えられ、(r,s) 0Msv/dによって置き換えられ、(s,s) 1wによって置き換えられたものとしよう。

以下は後に使われる: wMrv+xMsv=dから、w(Mrv/d)d+x(Msv/d)d=(w(Mrv/d)+x(Msv/d))d=d=1d、それが含意するのは、w(Mrv/d)+x(Msv/d)=1任意のインテグラルドメイン(整域)上でキャンセレーションルールが成立するという命題によって。

(D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x))lj=k(D(r,s,v,d,w,x)1)kjD(r,s,v,d,w,x)lk

l{r,s}である時、=k(D(r,s,v,d,w,x)1)ljD(r,s,v,d,w,x)ll=(D(r,s,v,d,w,x)1)lj1=δlj

l=rである時、=k(D(r,s,v,d,w,x)1)kjD(r,s,v,d,w,x)rk=(D(r,s,v,d,w,x)1)rjw+(D(r,s,v,d,w,x)1)sjx; j=sである時、=(x)w+wx=0; j=rである時、=(Mrv/d)w+(Msv/d)x=w(Mrv/d)+x(Msv/d)=1; その他の時、=0w+0x=0

したがって、D(r,s,v,d,w,x)1D(r,s,v,d,w,x)=I

(D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1)lj=kD(r,s,v,d,w,x)kj(D(r,s,v,d,w,x)1)lk

l{r,s}である時、=D(r,s,v,d,w,x)lj(D(r,s,v,d,w,x)1)ll=D(r,s,v,d,w,x)lj=δlj

l=rである時、=kD(r,s,v,d,w,x)kj(D(r,s,v,d,w,x)1)rk=D(r,s,v,d,w,x)rj(Mrv/d)+D(r,s,v,d,w,x)sj(x); j=sである時、=x(Mrv/d)+(Mrv/d)(x)=0; j=rである時、=w(Mrv/d)+(Msv/d)(x)=w(Mrv/d)+x(Msv/d)=1; その他の時、=0(Mrv/d)+0(x)=0

したがって、D(r,s,v,d,w,x)D(r,s,v,d,w,x)1=I


参考資料


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