2024年11月17日日曜日

865: セット(集合)に対して、アトラス候補はトポロジーとアトラスを決定する

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セット(集合)に対して、アトラス候補はトポロジーとアトラスを決定することの記述/証明

話題


About: Cマニフォールド(多様体)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のセット(集合)に対して、任意のアトラス候補はカノニカル(正典)トポロジーとアトラスを決定するという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
S: { 全てのセット(集合)たち }
B: { 全てのインフィニット(無限)かもしれないがカウンタブル(可算)であるインデックスセット(集合)たち }
C: ={UβS|βB}, {S の全てのカバー(被覆)たち }
A: ={(UβS,ϕβ)|βB}, ϕβ:UβRd または Hdで、以下を満たすもの、つまり、ϕβ{ 全てのインジェクション(単射)たち }ϕβ(Uβ)Rd または Hd{Rd または Hd} の全てのオープンサブセット(開部分集合)たち β,βB(ϕβ(UβUβ)Rd または Hd{ϕβ(Uβ) の全てのオープンサブセット(開部分集合)たち }ϕβϕβ1|ϕβ(UβUβ):ϕβ(UβUβ)ϕβ(UβUβ){ 全てのディフェオモーフィズムたち })
{Dβ|βB}: Dβ{ϕβ(Uβ) の全てのベーシス(基底)たち }}
D:={ϕβ1(U)Uβ|βB,UDβ}
//

ステートメント(言明)たち:
D{S に対する全てのトポロジカルベーシス(基底)たち }

(
s,sS
(
1)UβC(s,sUβ)

2)Uβ,UβC で、以下を満たすもの、つまり、 UβUβ=(sUβsUβ)

3)Uβ,UβC((sUβUβsUβ)(sUβsUβUβ))
)

A{ 当該 C マニフォールド(多様体)、バウンダリー(境界)付き、 S 、 D によって生成されたトポロジーを持つ、の全てのアトラスたち }
)
//


2: 注


Cはオープンカバー(開被覆)であると定義されてはいない、なぜなら、Sはまだ何のトポロジーも持っていない、しかし、後に与えられるトポロジーに関してオープンカバー(開被覆)となる。

Aは"アトラス候補"と呼ばれる、なぜなら、Sはまだ何のトポロジーも持っておらず、ϕβのホメオモーフィズム(位相同形写像)を語ることができない。

形式上は、最初にあるトポロジーがSへ与えられ、次に、あるアトラスが当該トポロジカルスペース(空間)へ与えられる。しかし、実際的には、時により、最初に、まだ何のトポロジーも指定されずにあるアトラス候補を決定し、次に、カノニカル(正典)トポロジーが、当該アトラス候補を本当にアトラスにするように決められる、それが、本命題の目的である。

条件1)、または2)、または3)は、当該トポロジカルスペース(空間)がハウスドルフであることを確認するためのものである; 1)および2)はそのままチェックできるが、3)は、当該トポロジーが生成された後にのみチェックできる、なぜなら、当該クロージャー(閉包)たちを取ることは、その前には意味をなさない。もしも、Cが1)または2)を満たすように容易に定義できれば、そうすればよい。なぜ3)がオプションとして加えられたかというと、1)および2)だけというのは、厳しすぎる要件かもしれない: 例えば、S=Rに対して、C={(,2),(1,)}でアイデンティティマップ(恒等写像)を持つものは、s1,2sに対して1)も2)も満たさない: 例えば、s=0,s=3は1)も2)も満たさない、しかし、3)を満たす: 0(,2)[1,),3(1,); 実のところ、s=1,s=2は3)を満たさない、しかし、私たちは、(0.5,2.5)Cへ追加できる、そして、1)が満たされる、1,2(0.5,2.5)であるから、その一方、1)も2)も、s=0,s=3に対しては未だに満たされない。

実のところ、もしも、ハウスドルフ性を任意の他の方法によってチェックしたら、それで十分である。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: Dは本当にベーシス(基底)であることを見る、オープンセット(開集合)たちの任意のコレクションがベーシス(基底)であることのある基準によって、そして、当該トポロジカルスペース(空間)はセカンドカウンタブル(可算)でありハウスドルフであることを見る; ステップ2: Aは本当に当該Cマニフォールド(多様体)、バウンダリー(境界)付き、SDによって生成されたトポロジーを持つ、のアトラスであることを見る。

ステップ1:

Dは本当にベーシス(基底)であることを見よう、オープンセット(開集合)たちの任意のコレクションがベーシス(基底)であるための"記述2"によって

1) S=D

βBに対して、ϕβ(Uβ)=Dβ、なぜなら、Dβϕβ(Uβ)のベーシス(基底)である、したがって、Uβ=ϕβ1(ϕβ(Uβ))=ϕβ1(Dβ)={ϕβ1(U)|UDβ}任意のマップ(写像)に対して、任意の、セット(集合)たちのユニオン(和集合)、のマップ(写像)プリイメージ(前像)は、それらセット(集合)たちのマップ(写像)プリイメージ(前像)たちのユニオン(和集合)であるという命題によって。

S=C=βBUβであるから、S=βB({ϕβ1(U)|UDβ})=D

2) 各ϕβ1(U),ϕβ1(U)Dおよび各ポイントsϕβ1(U)ϕβ1(U)に対して、以下を満たすあるセット(集合)ϕβ1(U)D、つまり、sϕβ1(U)ϕβ1(U)ϕβ1(U)、があるか?

β=βである時、ϕβ1(U)ϕβ1(U)=ϕβ1(UU)任意のマップ(写像)に対して、任意の、セット(集合)たちのインターセクション(共通集合)、のマップ(写像)プリイメージ(前像)はそれらセット(集合)たちのマップ(写像)プリイメージ(前像)たちのインターセクション(共通集合)であるという命題によって。しかし、Dβはベーシス(基底)であるから、以下を満たすあるUDβ、つまり、ϕβ(s)UUU、がある、そして、ϕβ1(U)Dは、sϕβ1(U)ϕβ1(UU)=ϕβ1(U)ϕβ1(U)を満たす。

ββであると仮定しよう。

以下を満たすあるUDβ、つまり、sϕβ1(U)ϕβ1(U)ϕβ1(U)、があることを見よう。

ϕβ1(U)ϕβ1(U)=ϕβ1(U)ϕβ1(U)(UβUβ)=(ϕβ1(U)(UβUβ))(ϕβ1(U)(UβUβ))

したがって、ϕβ(ϕβ1(U)ϕβ1(U))=ϕβ((ϕβ1(U)(UβUβ))(ϕβ1(U)(UβUβ)))=ϕβ(ϕβ1(U)(UβUβ))ϕβ(ϕβ1(U)(UβUβ))=ϕβ(ϕβ1(U))ϕβ(UβUβ)ϕβ(ϕβ1(U)(UβUβ))、, by 任意のインジェクティブ(単射)マップ(写像)に対して、任意の集合たちのインターセクション(共通集合)のマップ(写像)イメージ(像)はそれら集合たちのマップ(写像)イメージ(像)たちのインターセクション(共通集合)であるという命題によって、=Uϕβ(UβUβ)ϕβϕβ1ϕβ(ϕβ1(U)(UβUβ))=Uϕβ(UβUβ)ϕβϕβ1(ϕβ(ϕβ1(U))ϕβ(UβUβ))任意のインジェクティブ(単射)マップ(写像)に対して、任意の集合たちのインターセクション(共通集合)のマップ(写像)イメージ(像)はそれら集合たちのマップ(写像)イメージ(像)たちのインターセクション(共通集合)であるという命題によって、=Uϕβ(UβUβ)ϕβϕβ1(Uϕβ(UβUβ)):=U

Uϕβ(Uβ)上でオープン(開)である; ϕβ(UβUβ)ϕβ(Uβ)上でオープン(開)である、仮定によって; ϕβϕβ1(Uϕβ(UβUβ))ϕβ(Uβ)上でオープン(開)である、なぜなら、Uϕβ(UβUβ)ϕβ(Uβ)上でオープン(開)である(なぜなら、Uおよびϕβ(UβUβ)がそうである、仮定によって)、そして、ϕβϕβ1はディフェオモーフィックである。したがって、Uϕβ(Uβ)上でオープン(開)である。

Dβはベーシス(基底)であるから、以下を満たすあるUDβ、つまり、ϕβ(s)UU、がある。

すると、ϕβ1(U)Dおよびsϕβ1(U)ϕβ1(U)=ϕβ1(U)ϕβ1(U)

したがって、Dは本当にSに対するベーシス(基底)であり、Sに対するトポロジーを生成する。

Dはカウンタブル(可算)である、なぜなら、Bはカウンタブル(可算)であり、各βBに対して、Dβはカウンタブル(可算)である。

Dはハウスドルフである、なぜなら、各s,sSに対して、1) s,sUβである時、以下を満たす何らかのオープンネイバーフッド(開近傍)たちUs,UsUβ、つまり、UsUs=、がある、なぜなら、ϕβ(Uβ)はハウスドルフであるから、ϕβ(s)およびϕβ(s)の以下を満たす何らかのオープンネイバーフッド(開近傍)たちUϕβ(s),Uϕβ(s)Dβ、つまり、Uϕβ(s)Uϕβ(s)=、があり、Us:=ϕβ1(Uϕβ(s)),Us:=ϕβ1(Uϕβ(s))でよい; 2) UβUβ=およびsUβかつsUβである時、Us:=Uβ,Us:=Uβでよい; 3) sUβUβsUβである時、sのあるオープンネイバーフッド(開近傍)UsUβUβがあり、Us:=Uβとして、UsUsUβUβUβUβUβUβ=; sUβsUβUβに対しても同様。

ステップ2:

Aは本当に当該Cマニフォールド(多様体)、バウンダリー(境界)付き、SDによって生成されたトポロジーを持つもの、のアトラスであることを見よう。

(UβS,ϕβ)は本当にチャートである、なぜなら、UβSのオープンサブセット(開部分集合)である、ϕβ(Uβ)RdまたはHdのオープンサブセット(開部分集合)である、ϕβ:Uβϕβ(Uβ)Rd または Hdはホメオモーフィック(位相同形写像)である: each open subset of ϕβ(Uβ)の各オープンサブセット(開部分集合)はDαのいくつかの要素たちのユニオン(和集合)である、そのϕβ下のプリイメージ(前像)は当該要素たちのプリイメージ(前像)たちのユニオン(和集合)である、当該要素たちはDの対応する要素たちである、当該ユニオン(和集合)はUβ上でオープン(開)である; Uβの各オープンサブセット(開部分集合)はDのいくつかの要素たちのユニオン(和集合)である、そのϕβ下のイメージ(像)は当該要素たちのイメージ(像)のユニオン(和集合)である、当該要素たちはDβの対応する要素たちである、当該ユニオン(和集合)はϕβ(Uβ)上でオープン(開)である。

各トランジション(遷移)ϕβϕβ1|ϕβ(UβUβ):ϕβ(UβUβ)ϕβ(UβUβ)はディフェオモーフィズムである、仮定によって。

当該チャートたちはSをカバーする。

したがって、Aは本当に当該Cマニフォールド(多様体)、バウンダリー(境界)付き、SDによって生成されたトポロジーを持つもの、のアトラスである。


参考資料


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