2025年2月23日日曜日

1021: フィールド(体)上方のk個のベクトルたちスペース(空間)たちのテンソルプロダクト(積)

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フィールド(体)上方のk個のベクトルたちスペース(空間)たちのテンソルプロダクト(積)の定義

話題


About: ベクトルたちスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、フィールド(体)上方のk個のベクトルたちスペース(空間)たちのテンソルプロダクト(積)の定義を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
F: { 全てのフィールド(体)たち }
{V1,...,Vk}: { 全ての F ベクトルたちスペース(空間)たち }
V1×...×Vk: = 当該プロダクトセット(集合)の定義 
F(V1×...×Vk,F): = 当該フリーベクトルたちスペース(空間) 
S: ={((v1,...,rvj,...,vk))r((v1,...,vk))F(V1×...×Vk)|rF,v1V1,...,vkVk}{((v1,...,vj+vj,...,vk))((v1,...,vj,...,vk))((v1,...,vj,...,vk))F(V1×...×Vk)|v1V1,...,vkVk,vjVj}
(S): = 当該、ベクトルたちスペース(空間)のサブセット(部分集合)によって生成されたサブベクトルたちスペース(空間) 
V1...Vk: =F(V1×...×Vk)/(S)、当該クオシエント(商)ベクトルたちスペース(空間)
//

コンディションたち:
//

(v1,...,vk)V1×...×Vkに対して、[f(v1,...,vk)]=[((v1,...,vk))](ここで、f(v1,...,vk):V1×...×VkFF(V1×...×Vk,F)は、(v1,...,vk)1へマップし他の要素たちを0へマップするファンクション(関数)である)はしばしばv1...vkと表記され、"v1,...,vkのテンソルプロダクト"と呼ばれるが、著者は、それらはテンソルたちのテンソルプロダクト(積)と混同され紛らわしいと思うので、単に[((v1,...,vk))]と表記することを好む: ((v1,...,vk))のような表記を用いる理由については、セット(集合)上のフリーベクトルたちスペース(空間)の定義の"注"を参照のこと: (v1,...,vk)V1×...×Vkであるが((v1,...,vk))F(V1×...×Vk,F)


2: 注


以下のようにしないよう注意する必要がある、つまり、"[r((v1,...,vk))+r((v1,...,vk))]=[(r(v1,...,vk))+(r(v1,...,vk))]=[((rv1,...,rvk))+((rv1,...,rvk))]=[((rv1,...,rvk)+(rv1,...,rvk))]=[((rv1+rv1,...,rvk+rvk))]"、それは誤まっている: その理由は、セット(集合)上のフリーベクトルたちスペース(空間)の定義に対する"注"内に記述されている: 第1のイコールは間違っている、なぜなら、r((v1,...,vk))+r((v1,...,vk))は、(v1,...,vk)rへマップし(v1,...,vk)rへマップするファンクション(関数)である一方、(r(v1,...,vk))+(r(v1,...,vk))は、r(v1,...,vk)1へマップしr(v1,...,vk)1へマップするが、(v1,...,vk)0へマップし(v1,...,vk)0へマップするファンクション(関数)である; 第3のイコールは間違っている、なぜなら、((rv1,...,rvk))+((rv1,...,rvk))は、(rv1,...,rvk)1へマップし(rv1,...,rvk)1へマップするファンクション(関数)である一方、((rv1,...,rvk)+(rv1,...,rvk))は、(rv1,...,rvk)+(rv1,...,rvk)1へマップするが(rv1,...,rvk)0へマップし(rv1,...,rvk)0へマップするファンクション(関数)である。

以下たちは、2つの妥当なルールたちである: 1) [((v1,...,rvj,...,vk))]=r[((v1,...,vk))]; 2) [((v1,...,vj+vj,...,vk))]=[((v1,...,vj,...,vk))]+[((v1,...,vj,...,vk))]

1)の理由は、[((v1,...,rvj,...,vk))]=[((v1,...,rvj,...,vk))(((v1,...,rvj,...,vk))r((v1,...,vk)))]=[r((v1,...,vk))]=r[((v1,...,vk))]

2)の理由は、[((v1,...,vj+vj,...,vk))]=[((v1,...,vj+vj,...,vk))(((v1,...,vj+vj,...,vk))((v1,...,vj,...,vk))((v1,...,vj,...,vk)))]=[((v1,...,vj,...,vk))+((v1,...,vj,...,vk))]=[((v1,...,vj,...,vk))]+[((v1,...,vj,...,vk))]


参考資料


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