2025年12月21日日曜日

1514: トポロジカルスペース(空間)たち間コンティニュアスマップ(連続写像)に対して、ドメイン(定義域)のコンパクトサブセット(部分集合)のイメージ(像)はコドメイン(余域)のコンパクトサブセット(部分集合)である

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トポロジカルスペース(空間)たち間コンティニュアスマップ(連続写像)に対して、ドメイン(定義域)のコンパクトサブセット(部分集合)のイメージ(像)はコドメイン(余域)のコンパクトサブセット(部分集合)であることの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のトポロジカルスペース(空間)たち間任意のコンティニュアスマップ(連続写像)に対して、当該ドメイン(定義域)の任意のコンパクトサブセット(部分集合)のイメージ(像)は当該コドメイン(余域)のコンパクトサブセット(部分集合)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(T_1\): \(\in \{\text{ 全てのトポロジカルスペース(空間)たち }\}\)
\(T_2\): \(\in \{\text{ 全てのトポロジカルスペース(空間)たち }\}\)
\(f\): \(: T_1 \to T_2\), \(\in \{\text{ 全てのコンティニュアスマップ(連続写像)たち }\}\)
\(K_1\): \(\in \{T_1 \text{ の全てのコンパクトサブセット(部分集合)たち }\}\)
//

ステートメント(言明)たち:
\(f (K_1) \in \{T_2 \text{ の全てのコンパクトサブセット(部分集合)たち }\}\)
//


2: 証明


全体戦略: ステップ1: \(f (K_1)\)の任意のオープンカバー(開被覆)\(\{U_j \vert j \in J'\}\)を取る; ステップ2: \(K_1 \subseteq \cup_{j \in J'} f^{-1} (U_j)\)であることを見る; ステップ3: 以下を満たすあるファイナイト(有限)サブセット(部分集合)\(J \subseteq J'\)、つまり、\(K_1 \subseteq \cup_{j \in J} f^{-1} (U_j)\)、を取る; ステップ4: \(f (K_1) \subseteq \cup_{j \in J} U_j\)であることを見る。

ステップ1:

\(\{U_j \vert j \in J'\}\)、ここで、\(J'\)は任意のアンカウンタブル(不可算)かもしれないインデックスセット(集合)、を\(f (K_1)\)の任意のオープンカバー(開被覆)としよう、それが意味するのは、\(f (K_1) \subseteq \cup_{j \in J'} U_j\)。

ステップ2:

\(f^{-1} (f (K_1)) \subseteq f^{-1} (\cup_{j \in J'} U_j)\)。

\(K_1 \subseteq f^{-1} (f (K_1))\)、任意のマップ(写像)に対して、任意のサブセット(部分集合)の当該マップ(写像)の後のプリイメージ(前像)コンポジション(合成)は当該引数セット(集合)を含んでいるという命題によって。

\(f^{-1} (\cup_{j \in J'} U_j) = \cup_{j \in J'} f^{-1} (U_j)\)、任意のマップ(写像)に対して、任意の、セット(集合)たちのユニオン(和集合)、のマップ(写像)プリイメージ(前像)は、それらセット(集合)たちのマップ(写像)プリイメージ(前像)たちのユニオン(和集合)であるという命題によって。

したがって、\(K_1 \subseteq \cup_{j \in J'} f^{-1} (U_j)\)。

\(f^{-1} (U_j) \subseteq T_1\)はオープン(開)である、なぜなら、\(f\)はコンティニュアス(連続)である。

したがって、\(\{f^{-1} (U_j) \vert j \in J'\}\)は\(K_1\)のオープンカバー(開被覆)である。

ステップ3:

\(K_1\)の当該オープンカバー(開被覆)のあるファイナイト(有限)サブカバーがある、なぜなら、\(K_1\)はコンパクトである、それが意味するのは、以下を満たすあるファイナイト(有限)\(J \subseteq J'\)、つまり、\(K_1 \subseteq \cup_{j \in J} f^{-1} (U_j)\)、があること。

ステップ4:

\(f (K_1) \subseteq f (\cup_{j \in J} f^{-1} (U_j)) = \cup_{j \in J} f (f^{-1} (U_j))\)、任意のマップ(写像)に対して、任意の、セット(集合)たちのユニオン(和集合)、のマップ(写像)イメージ(像)はそれらセット(集合)たちのマップ(写像)イメージ(像)たちのユニオン(和集合)であるという命題によって。

\(f (f^{-1} (U_j)) \subseteq U_j\)、任意のセット(集合)間マップ(写像)に対して、任意のプリイメージ(前像)の後のそのマップ(写像)によるコンポジション(合成)は引数セット(集合)の中に包含されているという命題によって。

したがって、\(f (K_1) \subseteq \cup_{j \in J} U_j\)。

それが意味するのは、\(\{U_j \vert j \in J\}\)は\(\{U_j \vert j \in J'\}\)のファイナイト(有限)サブカバーであること。

したがって、\(f (K_1)\)はコンパクトである。


参考資料


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