2025年12月21日日曜日

1516: ファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)リアル(実)またはコンプレックス(複素)ベクトルたちスペース(空間)でカノニカル(正典)トポロジーを持つものの中へのダイレクテッド(有向)インデックスセット(集合)によるネットに対して、コンバージェンス(収束ポイント)は存在する、もしも、コンスタントベクトルたちに関するコエフィシェント(係数)たちのコンバージェンス(収束ポイント)たちが存在する場合、そして、その場合、コンバージェンス(収束ポイント)はコンバージェンス(収束ポイント)たちで表わされる

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ファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)リアル(実)またはコンプレックス(複素)ベクトルたちスペース(空間)でカノニカル(正典)トポロジーを持つものの中へのダイレクテッド(有向)インデックスセット(集合)によるネットに対して、コンバージェンス(収束ポイント)は存在する、もしも、コンスタントベクトルたちに関するコエフィシェント(係数)たちのコンバージェンス(収束ポイント)たちが存在する場合、そして、その場合、コンバージェンス(収束ポイント)はコンバージェンス(収束ポイント)たちで表わされることの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)リアル(実)またはコンプレックス(複素)ベクトルたちスペース(空間)でカノニカル(正典)トポロジーを持つものの中への任意のダイレクテッド(有向)インデックスセット(集合)による任意のネットに対して、コンバージェンス(収束ポイント)は存在する、もしも、任意のコンスタントベクトルたちに関するコエフィシェント(係数)たちのコンバージェンス(収束ポイント)たちが存在する場合、そして、その場合、当該コンバージェンス(収束ポイント)は当該コンバージェンス(収束ポイント)たちで表わされるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(F\): \(\in \{\mathbb{R}, \mathbb{C}\}\)で、カノニカル(正典)フィールド(体)ストラクチャー(構造)を持つもの
\(d\): \(\in \mathbb{N} \setminus \{0\}\)
\(V\): \(\in \{\text{ 全ての } d \text{ -ディメンショナル(次元) } F \text{ ベクトルたちスペース(空間)たち }\}\)で、カノニカル(正典)トポロジーを持つもの
\(J\): \(\in \{\text{ 全てのダイレクテッド(有向)インデックスセット(集合)たち }\}\)
\(n\): \(\in \mathbb{N} \setminus \{0\}\)
\((v_1, ..., v_n)\): \(v_j \in V\)、重複たちを持っていてよい
\(s\): \(: J \to V, t \mapsto s^j (t) v_j\), \(\in \{J \text{ によるネットたち }\}\)
//

ステートメント(言明)たち:
(
\(\forall j \in \{1, ..., n\} (\exists lim s^j)\)
\(\implies\)
\(\exists lim s\)
)
\(\land\)
(
\(\forall j \in \{1, ..., n\} (\exists lim s^j)\)
\(\implies\)
\(lim s = lim s^j v_j\)
)
//

\(s^j: J \to F\)は、ダイレクテッド(有向)インデックスセット(集合)によるネットとみなされている、\(F\)がユークリディアントポロジカルスペース(空間)またはコンプレックス(複素)ユークリディアントポロジカルスペース(空間)とみなされて。


2: 注


ポイントは、\((v_1, ..., v_n)\)は必ずしも\(V\)に対するベーシス(基底)でないこと: 特に、\(n\)は\(d\)に等しい必要はない。

その逆は必ずしも成立しない: 例えば、\(J = \mathbb{N} \setminus \{0\}\)および\(s (t) = cos (1 / t) v - cos (1 / t) v\)である時、\(s (t) = 0\)、したがって、\(s\)はコンバージ(収束)する、しかし、\(cos (1 / t)\)はコンバージ(収束)しない。

任意のファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)リアル(実)またはコンプレックス(複素)ベクトルたちスペース(空間)でカノニカル(正典)トポロジーを持つものの中への任意のダイレクテッド(有向)インデックスセット(集合)による任意のネットに対して、コンバージェンス(収束ポイント)は存在する、もしも、コンポーネントたち(任意のベーシス(基底)に関する)のコンバージェンス(収束ポイント)たちが存在する場合、そしてその場合に限って、その時、当該コンバージェンス(収束ポイント)は当該コンバージェンス(収束ポイント)たちで表わされるという命題と比較のこと。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: \(lim s^j\)が存在すると仮定して、それを\(v^j\)と記そう; ステップ2: \(lim s\)は存在し\(v^j v_j\)に等しいことを見る。

ステップ0:

注意として、\(V\)および\(F\)はハウスドルフである。

\(s\)または\(s^j\)のあるコンバージェンス(収束ポイント)が存在する時、当該コンバージェンス(収束ポイント)はユニークである、任意のハウスドルフトポロジカルスペース(空間)に対して、任意の、ダイレクテッド(有向)インデックスセット(集合)によるネットは、最大でも唯1つだけのコンバージェンス(収束ポイント)を持ち得るという命題によって。

したがって、コンバージェンス(収束ポイント)たちのユニーク性について心配する必要はない。

\(V\)のトポロジーは任意のベーシス(基底)\(B = \{b_1, .., b_d\}\)に基づいて定義させよう: 実のところ、当該トポロジーはベーシス(基底)の選択に依存しない、任意のファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)リアル(実)ベクトルたちスペース(空間)に対して、任意のベーシス(基底)に基づいたコーディネート(座標)たちスペース(空間)のユークリディアントポロジーによって定義されたトポロジーは、ベーシス(基底)の選択に依存しないという命題によって。

ステップ1:

各\(j \in \{1, ..., n\}\)に対して、\(lim s^j\)は存在すると仮定して、それを\(v^j\)と記そう。

ステップ2:

\(lim s\)は存在し\(v^j v_j\)に等しいことを見よう。

\(v_j = {v_j}^l b_l\)。

\(s (t) = s^j (t) v_j = s^j (t) {v_j}^l b_l\)。

\(s^j\)はコンバージ(収束)するから、各\(l \in \{1, ..., d\}\)に対して、\(s^j {v_j}^l\)は\(v^j {v_j}^l\)へコンバージ(収束)する。

任意のファイナイト(有限)-ディメンショナル(次元)リアル(実)またはコンプレックス(複素)ベクトルたちスペース(空間)でカノニカル(正典)トポロジーを持つものの中への任意のダイレクテッド(有向)インデックスセット(集合)による任意のネットに対して、コンバージェンス(収束ポイント)は存在する、もしも、コンポーネントたち(任意のベーシス(基底)に関する)のコンバージェンス(収束ポイント)たちが存在する場合、そしてその場合に限って、その時、当該コンバージェンス(収束ポイント)は当該コンバージェンス(収束ポイント)たちで表わされるという命題によって、\(s\) は\(v^j {v_j}^l b_j = v^j v_j\)へコンバージ(収束)する。

したがって、\(lim s = v^j v_j = lim s^j v_j\)。


参考資料


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